登録 : 2015.08.26 00:22 修正 : 2015.08.26 06:49

 北朝鮮の潜水艦も基地復帰が確認される
 韓国側の対北拡声器設備は撤去せず

京畿道漣川郡中面の避難所にとどまっていた住民たちが25日未明、南北当局者接触の合意内容が発表された後、服を取りまとめて避難所を後にしている。南北の軍事的緊張の激化で今月20日から避難していた住民たちは、この日から日常に戻った=漣川/連合ニュース
 南北高位級接触合意に基づき、25日昼12時を起点に韓国側は対北朝鮮拡声器放送を中断し、北朝鮮側は準戦時状態を解除した。最高潮に差し掛かっていた軍事的緊張状態を解消するために、南北が初めて行った措置だった。

 国防部の関係者は、「北朝鮮が12時で、全軍に下された準戦時状態命令を解除した。わが軍も同じ時刻、対北朝鮮拡声器放送を中断した」と明らかにした。北朝鮮の準戦時状態は、今月20日の労働党中央軍事委員会拡大会議で決定されてから5日後に解除され、対北拡声器放送は非武装地帯(DMZ)における木箱地雷挑発に対抗して、10日に再開されてから15日後に中断された。この日の最後の拡声器放送は、南北高位級接触の合意事項を伝達し、「これから準戦時状態も解除されます」との内容だった。韓国軍は、対北朝鮮拡声器放送は中断するが、対北放送施設の撤去までは考慮していないことが分かった。

 高位級接触当時、起動していた北朝鮮の潜水艦も、合意以降、一部が所属基地に復帰する情況が捕捉された。韓国は最高警戒態勢を維持しながら、北朝鮮軍の動きに応じて警戒態勢を段階的に下げていく方針だ。国防部関係者は「北朝鮮が準戦時状態を解除したことを確認したら、警戒態勢を下げる計画だ」と発表した。この日、軍当局は、韓米合同監視設備で北朝鮮が展開した特殊部隊や砲兵部隊が復帰したかどうか分析を行った。北朝鮮の準戦時状態の解除が最終確認されたら、対北朝鮮情報監視態勢であるウォッチコンと警戒態勢の段階を下げるとともに、米軍の戦略兵器配備の検討も撤回する見通しだ。

 韓米両国軍は、現在行われている乙支(ウルチ)フリーダム・ガーディアン(UFG)演習と統合火力撃破演習を計画通りに進める方針だ。一方、ハン・ミング国防部長官は同日午前8時30分、全軍の緊急指揮官会議を開いたのに続き、国防部と合同参謀本部の幹部らが参加する危機管理委員会を開き、高位級接触の後続措置を議論した。

 この日、互いに引き下がるまで、南北は一歩も譲れない軍事的事的対峙を続けてきた。北朝鮮は21日、準戦時状態を宣言してから、最前線地域にすぐにでも拡声器を打撃できる砲兵戦力を普段より2倍以上に増やし、特殊戦部隊要員とこれを指導する総政治局所属の政治指導員を拡声器打撃命令が下された最前方部隊に派遣したことが分かった。東海(日本海)と西海(黄海)の潜水艦基地も全戦力70隻のうち50隻の潜水艦が基地を後にした。韓国も20日、北朝鮮軍の砲撃事件直後、最高警戒態勢を発令し、B52長距離戦略爆撃機など、米軍の戦略兵器を朝鮮半島に配備することなどを検討した。

イ・スンジュン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-08-25 19:48

http://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/705966.html 訳H.J

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