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金武星セヌリ党代表「まだ次期大統領候補の資格はない」

登録:2015-08-01 08:39 修正:2015-08-01 08:44
 「右派政権再創出に命捧げる覚悟」
 潘基文・国連事務総長に会い「北朝鮮の核に一層の関心を」
訪米中の金武星セヌリ党代表が30日午後(現地時間)、ニューヨークの国連本部で潘基文事務総長に会い握手を交わしている=ニューヨーク/ニューシス

 訪米中の金武星(キム・ムソン)セヌリ党代表は30日(現地時間)、「まだ大統領選挙候補の資格はないと考える」と述べた。

 金代表はこの日、ニューヨークでの韓国特派員との懇談会で「大統領候補世論調査1位」に選ばれたことを問われ、「(世論調査から)私を抜いてくれと言ったのに抜かれずに困惑している」とした上でそう述べた。金代表は「大統領選挙はその(選挙)時点、その時代の国民の希望と合わねばならないが、私にそんな機会が果たして訪れるのか」と述べた。と同時に「我が国の成長のために保守右派政党であるセヌリ党の政権再創出が最優先であり、私が大統領になるかはその次の課題」であるとし、「保守右派政権再創出のために命も捧げる覚悟」と付け加えた。

 金代表は「マネートゥディ」と「リアルメーター」が28日に実施し、この日発表した次期大統領選挙候補者の世論調査(標本誤差95%信頼水準に±3.1%ポイント)で、支持度28.1%で与野党合わせ1位を記録した。今回の訪米では米国に礼を尽くし、「中国より米国」発言などに対する批判が起きたものの、金代表の立場としては保守層結集に大きな効果を出したというのか大まかな分析だ。

 金代表はこの日午後、国連本部を訪問して潘基文(パン・ギムン)事務総長と45分間会い、朝鮮半島情勢と国際社会での韓国の役割について話し合った。金代表は「国際社会が北朝鮮核問題により多くの関心を持つよう努力してほしい」と求め、潘総長は「北朝鮮を対話で誘導し、南北関係改善に寄与するためにあらゆる役割を果たす意志がある」と答えた。この席で次期大統領選挙など国内政治に関する言及は全くなかったと金代表は記者団に明らかにした。

ニューヨーク/ファン・ジュンボム記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-07-31 22:16

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/702683.html 訳Y.B

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