登録 : 2015.07.11 00:46 修正 : 2015.07.11 06:21

 韓日議員連盟合同総会に出席した議員の表敬訪問で

韓日議員連盟会長のセヌリ党のソ・チョンウォン議員と安倍晋三首相が10日、東京の総理官邸で握手している=東京共同/聯合ニュース
 安倍晋三首相が、第38回日韓議員連盟合同総会に出席した後、表敬訪問に訪れた韓国の国会議員たちに、「朴槿恵(パク・クネ)大統領とともに両国の発展のために努力を傾けていきたい」と述べた。しかし、今月5日、明治日本の産業遺産のユネスコ世界文化遺産への登録が確定してから、かえって冷え切ってしまった両国関係を反映するように全体的には冷たい雰囲気の会合となった。

 安倍首相は10日、首相官邸を訪れたソ・チョンウォン韓日議員連盟韓国側代表など、韓国の国会議員たちの表敬訪問を受けて、このように述べた。安倍首相は同日午前に発表した共同総会の祝辞でも「今年は日本と韓国が韓日基本条約に署名し、新しい時代を開いてから50年になる年だ。日本には韓国が、韓国には日本が最も重要な隣国だ。現在の北東アジア情勢からしても、両国の協力強化、さらに韓米日3カ国の協力強化は、両国はもちろん、アジア太平洋地域の平和と安定のためにも大切だ」と述べた。

 安倍首相のこの日の祝辞は、両国間の主要懸案である慰安婦問題をはじめとする歴史問題については言及を避けるなど、先月22日、韓日国交正常化50周年記念行事で発表されたメッセージと大同小異なものだった。つまり、北朝鮮の核とミサイル、中国の浮上など安保上の理由のためには両国が協力すべきだが、歴史問題などの懸案についてはなるべく言及したくないという本音をもう一度露わにした様子だ。また、昨年とは異なり、韓日が「基本的な価値を共有する隣人」という表現や「対話の扉は常に開いている」という発言もなかった。

 一方、両国の議員たちはこの日、衆議院第一会館で「韓日の過去の歴史問題の象徴である慰安婦問題と関連して、当事者の名誉を回復させ、痛みを解決できる措置を早急に講じるように、ともに努力する」という内容を骨子とした共同宣言を採択した。しかし、過去の歴史問題に対する安倍首相の基本的な認識に大きな変化がなく、このような宣言の内容が具体化する可能性は高くないと思われる。

東京/キル・ユンヒョン特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-07-10 21:20

http://www.hani.co.kr/arti/international/japan/699817.html 訳H.J

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