登録 : 2015.07.07 00:06 修正 : 2015.07.07 06:48

 来月5〜8日訪朝確定
 道路事情を理由に航空機利用を提案
 順安空港2庁舎広報狙った様子
 金大中政権関係者など大規模な移動が可能に
 金正恩第1書記との面会にも期待
 韓国政府「イ理事長の訪朝を全面的に支援」

キム·ソンジェ金大中平和センター理事(前列中央)が6日午後、開城でイ・ヒホ金大中平和センター理事長の訪朝の事前協議を終え、京畿道坡州市京義線の南北出入事務所に入境している=坡州/連合ニュース

 イ・ヒホ金大中(キム・デジュン)平和センター理事長が8月5日から8日までの日程で訪朝することが6日に決まったことで、訪朝実現の背景と南北関係に及ぼす影響などに注目が集まっている。

 まず、イ理事長が、2011年以来3年7カ月ぶりの今回の訪朝で、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記と面会できるかが関心事だ。金大中平和センター側は、金第1書記がイ理事長を親書で招待しただけに、面会の実現を期待している様子だ。

イ・ヒホ理事長 //ハンギョレ新聞社
 今回の訪朝を通じて、政府のメッセージが北朝鮮に渡されるかも関心事だ。一部では、朴槿恵(パク・クネ)大統領がイ理事長を事実上の特使として活用するなど、イ理事長の訪朝を南北関係の改善の契機にできるように、主導的に乗り出す必要があるという助言も出ている。ヤン・ムジン北韓大学院大学教授は「イ理事長が朴大統領の口頭メッセージを持って金第1書記との面会し、統一部当局者が一緒に訪朝して北朝鮮側と水面下の接触をしたら、南北関係の改善のきっかけになれるだろう」と述べた。

 一旦政府は、訪朝自体は許可する方針だ。チョン・ジュンヒ統一部報道官はこの日の定例ブリーフィングで、「イ・ヒホ夫人の訪朝を全面的に支援する方針だ」と明らかにした。しかし、大統領府が、金大中政権を代表するイ理事長に南北関係のメッセンジャーの役割までは任せないという予想も多い。イ理事長の訪朝を南北当局間で接点を見つける機会にできない場合、下半期南北関係の「ゴールデンタイム」と評価された8月も、成果なく終わる可能性が高い。

 今回の訪朝と関連して、北朝鮮が空路の利用を提案した点が目を引く。西海直航路を通じた訪朝は2008年11月3日、韓国キリスト教教会協議会が高麗航空を利用して訪朝して以来初めてだ。北朝鮮からは、昨年9月に仁川(インチョン)アジア大会選手団が西海直航路を利用した。

 これについては、まず、最近金正恩労働党第1書記の指示で完成した、平壌(ピョンヤン)の順安(スンアン)国際空港第2ターミナルビルを対外的に誇示するためにはないかという分析が出ている。また、北朝鮮側が多くの人員を乗せられる飛行機の利用を提案したのは、訪朝団の規模を増やし、事実上8・15行事を平壌で開催する効果を狙ったのではないかという見方もある。記者団を含む大規模訪朝団を呼んで北朝鮮の主導で8・15を記念する雰囲気を作ろうとしているということだ。チャン・ヨンソク・ソウル大学統一平和研究院専任研究員は「光復節を一週間前に控え、大規模な訪朝団がいくことになれば、事実上、北朝鮮で南北共同行事を開催する状況になる」とし「北朝鮮はこれを自分たちの正統性を示す機会として活用しようとする可能性がある」と述べた。

キム・ジフン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-07-06 21:17

http://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/699149.html 訳H.J

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