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イ・ヒホ理事長の訪朝再推進... 30日、開城で事前接触へ

登録:2015-06-26 23:04 修正:2015-06-27 06:16
イ・ヒホ理事長 //ハンギョレ新聞社

 金大中(キム・デジュン)平和センターのイ・ヒホ理事長の北朝鮮訪問を協議する南北接触が30日、開城(ケソン)で行われる予定だ。

 金大中平和センターは26日、ハンギョレとの通話で「キム・ソンジェ金大中平和センター理事(元文化部長官)とユン・チョルグ事務総長など、南側の関係者5人が30日午前10時に開城を訪問し、メン・ギョンイル朝鮮アジア太平洋平和委員会副委員長など北側の関係者に会う予定だ」とし「イ・ヒホ理事長が8月15日以前に訪朝して金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党第1書記に会う方向で提案するつもりだ」と述べた。

 金大中平和センターはこの日、統一部に訪朝申請書を提出した。イム・ビョンチョル統一部報道官は定例ブリーフィングで、「政府は、訪朝の必要性および申請要件を満たしているかなどを判断し、承認するかどうかを検討する予定」だとし「政府は、民間交流、人道的支援、民生協力などについて、南北間の実質的な協力のチャンネルを開いていくことを目指し、積極的に支援している」と述べ、北朝鮮訪問を許可する方針を示唆した。

 今回の接触日程は18日、金大中平和センター側の提案に、22日、北朝鮮側が応じたことで、確定されたと伝えられた。金正恩第1書記は、昨年末に理事長に送った親書で、金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の3周忌に弔花を送ってくれたのに謝意を表し、「翌年のいい季節に(イ・ヒホ)女史が必ず平壌を訪問し、休憩もしながら楽しい日々を送ることを楽しみにしている」と招請した。金大中平和センターは、4月に「5月末の訪朝」を計画し、事前接触を北朝鮮に提案したが、北朝鮮側が「今は複雑な状況にあるので、追ってご連絡しよう」と返信したことで、実現しなかった。

キム・ウェヒョン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-06-26 20:05

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/697753.html  訳H.J

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