韓国検察は20日、ソウル高裁刑事6部の審理で開かれた「ナッツリターン」事件の結審公判で、チョ・ヒョナ前大韓航空副社長(41)に懲役3年を求刑した。検察は「チョ前副社長の原審での法廷発言を見ると、心から反省しているのか疑問」だとして求刑した。検察は、チョ前副社長が飛行機をランプリターンさせたのが1審の判断のように航路変更罪に該当すると主張したが、弁護側は「航路は空路を意味するものと解釈すべきだ」とし、この部分で無罪を主張した。チョ前副社長は、1審で懲役1年を宣告された。
韓国語原文入力:2015-04-20 21:35