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オードリー・ヘップバーンの息子が「セウォル号記憶の森」作る

登録:2015-04-08 22:24 修正:2015-04-09 06:27
 ショーン・ヘップバーン・ファーラー氏
 ツリープラネットに参加意向
 珍島ペンモク港から4.16キロメートル離れた
 珍島郡白洞里の無窮花東山に造成予定
映画俳優オードリー・ヘップバーンの息子、ショーン・ヘップバーン・ファーラー氏 資料写真//ハンギョレ新聞社

 全羅南道珍島(チンド)のペンモク港から4.16キロメートル離れた場所にセウォル号惨事犠牲者を賛える「セウォル号記憶の森」が造成される。

 社会的企業ツリープラネットは8日、「映画俳優オードリー・ヘップバーンの息子であるショーン・ヘップバーン・ファーラー氏と共に今年上半期に珍島に『セウォル号記憶の森』を作ることにした」と明らかにした。 ツリープラネットは「昨年5月、ショーンが電子メールで「母親の意を受け継いで、セウォル号惨事で犠牲になった子供たちのために意味あることをしたい。子供たちを永遠に記憶できる森を作りたい」と伝えてきた」と説明した。

 ショーン氏はオードリー・ヘップバーンと映画俳優メル・ファーラーの間に生まれた。 映画監督をして、今は「オードリー・ヘップバーン子供財団」の理事長を務め、母親の遺志を受け継ぎ慈善事業を行っている。

 森はセウォル号惨事(4月16日)犠牲者を賛える意味で、ペンモク港から4.16キロメートル離れた珍島郡白洞里(ペクドンニ)の無窮花東山にできる予定だ。 秋には黄色く染まるイチョウを主に植える計画だ。 セウォル号犠牲者を賛えるシンボルカラーである黄色を念頭に置いた。 ショーン氏は森の造成費用の一部を拠出した。 残りの金額は一般募金(sewolforest.org)が用意する。

 敷地は珍道郡庁が提供することにした。森を育てる費用はツリープラネットが支援する。 ツリープラネットは木を育てるモバイルゲームの収益金で国内外に本物の森を作ってきた。 チョン・ミンチョル ツリープラネット理事は「森の中に追慕空間を用意するため、米国ニューヨークの9・11テロ追慕公園を訪問するなど1年近く準備した」と説明した。

 ツリープラネットとショーン氏は9日午前10時、セウォル号惨事家族対策協議会代表団と共にソウル太平路(テピョンノ)のプレスセンターで記者会見を行い、森の造成計画を公式発表する。 10日には珍島に行き着工式を行う。

キム・ソンファン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/685992.html 韓国語原文入力:2015-04-08 21:36
訳J.S(1110字)

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