仁川地域のセウォル号事故関連追慕記録物が全て永久保存される。
仁川市は15日「セウォル号事故犠牲者の魂を賛え、事故以後の社会像などを後代に伝えるためにセウォル号関連記録物を永久保存することにし、整理作業を始めている」と明らかにした。
永久保存される追慕記録物は、昨年4月16日の事故後に初めて設置された仁川西区の国際聖母病院焼香所と一般人犠牲者38人の遺影が安置された仁川市庁前の未来広場政府合同焼香所などが収集した弔問録と追悼メモ紙、手紙、黄色いリボンなど41箱に及ぶ。
市は昨年12月27日の合同告別式以後、臨時保管してきた追慕記録物を保存処理し、今月末に仁川市庁本館地下1階にある記録館書庫に保管する予定だ。
仁川市関係者は「事故以後、隣人と市民の姿、社会像を後代に伝え、再びこのような事故を繰り返すまいという意味だ。今後セウォル号追慕館などが建設されれば、記録物を全て移管する予定」と話した。