朴槿恵(パク・クネ)大統領の週間支持率が2週連続で29%を記録し、30%台に回復できなかった。セウォル号の惨事と関連しては、遺族の意に沿って船体を引き揚げるべきだという声が多かった。
世論調査専門機関である韓国ギャラップが6日に発表したアンケート調査結果によれば、回答者1003人のうち29%が朴大統領の国政運営に対して「よくやっている」と評価した。 先週の調査で初めて30%台が割り込んだ後、反騰できていないわけだ。「よくできていない」という回答は62%で、先週(63%)より1%p減った。
全年齢帯のうち、60歳以上のみで肯定評価が否定評価を上回った。 地域別にはソウル(28%)、仁川(インチョン)、京畿道(25%)の首都圏で肯定評価が全国平均を下回った。 否定評価の理由としては、疎通不十分(17%)、税制改編案・増税(14%)、人事問題(10%)の順だった。
セウォル号と関連しては「船体を引き揚げるべきだ」という意見が61%を占め、「引き揚げてはならない」(31%)という意見より2倍近く多かった。「セウォル号関連のニュースに関心がある」という回答は68%、「関心がない」という回答は30%であった。 調査結果報告書は「マスコミの報道量は減ったが、セウォル号関連ニュースに対する国民の関心は今も減っていない」と分析した。
今回の調査は今月3~5日に実施され、携帯電話任意電話かけ(RDD)方式で行われた。 標本誤差は±3.1%(95%信頼水準)。