釜山韓進重工業の整理解雇中断を要求し、2011年に“高空籠城”に入ったキム・ジンスク民主労総 釜山本部指導委員を応援する「希望のバス」を初めて提案した詩人ソン・ギョンドン氏(47)が1審で懲役2年を宣告された。 だが、裁判所は拘束されて2012年2月に拘束84日間で保釈で解放されたソン氏の保釈は取り消さず、ソン詩人は法廷拘束は免れた。
釜山地方裁判所刑事6部(裁判長シン・ジョンヨル)は2日、希望のバスを企画して不法集会を開催した容疑(特殊公務執行妨害致傷など)で起訴されたソン詩人に懲役2年を宣告した。 裁判所は「希望のバスが整理解雇の不当性を知らせ、キム指導委員を救うためのものだとしても、警察の公務執行を妨害したこと等は集会・表現の自由の範囲を超えている。 ソン詩人が不法行為を直接指示してはいないものの、誰かが不法行為の責任を負わなければならない」と明らかにした。 希望のバス自体を問題にしたわけではなく、希望のバス参加者が韓進重工業に進入する過程で物理力を行使した責任を問うということだ。
だが、裁判所は「被告人は裁判に誠実に参加し、今後他の裁判で防御権を行使することを保障するために、保釈は取り消さない」と付け加えた。 ソン詩人は「全国で市民が自発的に希望のバスに乗ったのに、衝突が起きtことを裁判所が不法行為と判断して残念だ。控訴する」と話した。