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[6・4地方選挙] パク・ウォンスン、‘江南(カンナム)4区’得票数でチョン・モンジュンを上回った

登録:2014-06-05 21:40 修正:2014-06-06 07:05
パク・ウォンスン新政治民主連合候補が3日午前、ソウル瑞草区(ソチョグ)の盤浦(バンポ)ショッピングタウン3洞商店街前で遊説を終え、車に乗って支持者に手で自身の記号2番を示し挨拶している。 シン・ソヨン記者 viator@hani.co.kr

江南(カンナム)・瑞草(ソチョ)・松坡(ソンパ)・江東(カンドン)で1万1502票上回る…3年前には‘苦戦’

龍山(ヨンサン)でも差は1%にも満たず…次期‘大統領選挙走者’として競争力を誇示

 パク・ウォンスン ソウル市長当選者が、今回のソウル市長選挙でセヌリ党の支持基盤といえる‘江南4区’の得票数でセヌリ党チョン・モンジュン候補を上回ったと集計された。 6・4地方選挙以後、野党の次期大統領選挙走者として注目されているパク当選者の競争力を見せる内容だ。

 5日、中央選挙管理委員会の開票集計結果を見れば、パク当選者はソウル市長選挙でソウル25区の内、龍山(ヨンサン)・瑞草(ソチョ)・江南区(カンナムグ)を除く22区で‘優勢’となり、最終得票率56.1%でチョン候補(43.1%)を大きく上回った。 特にパク候補は新政治民主連合の脆弱地と言われてきた江南・瑞草・松坡・江東など、いわゆる‘江南4区’で52万5578票を得票し、51万4076票を得たチョン候補に1万1502票差で先んじた。

 パク当選者は2011年のソウル市長補欠選挙の時には53.4%を得票して当時ハンナラ党ナ・ギョンウォン候補を余裕をもって締め出して当選したが、江南では苦戦した。 パク当選者は当時、江南区で得票率38.3%、瑞草区では39.6%であり、40%の壁を越えられなかった。

 だが、今回のソウル市長選挙では様相が大きく変わった。 パク当選者は江南4区の内、松坡と江東でチョン候補を上回る勢いを見せた。 特に3年前の補欠選挙の際に48.5%に過ぎなかった松坡で今回は半分を越える53.4%を得票して、チョン候補(45.9%)を7.5%上回った。 江東でも得票率54.5%でチョン候補(44.7%)との格差が10%ほどになった。

 また、江南と瑞草ではチョン候補に勝てなかったものの、それぞれ得票率45%、47.2%で3年前と比較すれば5%上昇した。

 江北(カンブク)地域の中でセヌリ党が強勢を見せてきた龍山でも、パク当選者は善戦して得票率49.7%を記録した。 チョン候補(49.9%)との差が1%にもならなかった。

キム・ミヒャン記者 aroma@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/640956.html 韓国語原文入力:2014/06/05 17:50
訳J.S(1197字)

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