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チョン・モンジュン、6・25の時に逃亡した李承晩「大きな失敗だが…」

登録:2014-05-20 20:47 修正:2014-05-21 07:05
ソウル市長選挙に出馬したチョン・モンジュン セヌリ党候補

 ソウル市長選挙に出馬したチョン・モンジュン セヌリ党候補が、朝鮮戦争勃発当時にソウル市民を置き去りにして、こっそりとソウルを抜け出した李承晩大統領の行為に対して「大きな失敗」と評価した。

 最近のセウォル号事故の時、イ・ジュンソク船長が生徒たちに「じっとしていなさい」と言っておき、自身は沈没する船から脱出した状況が朝鮮戦争当時の李承晩大統領の姿とラップするという話が出ている。

 チョン候補は20日午後、ソウル市庁で李承晩大統領に対する評価を尋ねる記者たちの問いに対して「6・25勃発以前に(北朝鮮の)軍事実力を過小評価して大きな失敗をした」と話した。 この質問はチョン候補が先に「我が国の歴史を誇らしく考えなければならない。 ところが私たちの歴史を恥かしいと考える人々がいる」と冒頭に発言をしたことから始まった。

 チョン候補は「(中国で毛沢東の時)文化革命で途方もない犠牲が生じた。 死んだ人が途方もなかった。 それも自分の国の人々どうしが互いに殺し合う事態が起こった。 だが、中国に行ってみれば天安門に毛沢東の写真が大きく掲げられている。 中国建国の父だ」と話した。

 彼は「毛沢東に対して‘功7科3(功績が70%、科が30%)’という評価がある。 これに対して中国共産党幹部は‘建国の父を空から地上に引き下ろす評価’と語った」と紹介して「李承晩は途方もない失敗をしたが、功績も評価するのが正しい」と話した。 ウム・ソンウォン記者 esw@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/638014.html 韓国語原文入力:2014/05/20 16:58
訳J.S(774字)

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