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李正姫(イ・ジョンヒ) 「野党圏、従北フレームから抜け出さなければ」

登録:2014-01-16 22:14 修正:2014-09-05 18:05
新年記者会見…与党攻勢に対抗し
与党の北韓人権法制定の動きに反対 強調
"朴政府 吸収統一意図 深く憂慮"

"真に政権交替を望むならば(野党圏が)従北攻勢の枠組みに自ら閉じ込められていてはならない。 従北攻勢から抜け出すことが第一の課題だ。"

 李正姫(イ・ジョンヒ)統合進歩党代表は16日、国会で新年記者会見を行い、野党圏全体が与党が作った‘従北フレーム’に正面から対抗しなければならないと主張した。 彼女は 「民主進歩勢力が一つに力を結集せずには守旧勢力に勝てる保障はない。 だが、与党が野党の団結を破壊するために従北攻勢を持ち出したし、進歩民主勢力は内部から崩れ始めた」として「もう従北攻勢から自ら抜け出てくることを願う」と話した。

 イ代表はセヌリ党の北韓人権法、民主党の北韓人権民生法案制定の動きに対して 「本当に人権を増進させたいなら戦争の威嚇をまず私たちの前から除去することが当然だ」として、反対の意を明確にした。 特に「分断体制を終戦宣言と平和協定で終えることから南北共に人権増進が始まる。 ここに力を集中すれば良い」として、キム・ハンギル代表の北韓人権民生法制定提案に対抗した。 彼女はしかし、チャン・ソンテク前労働党行政部長の処刑と人権問題に対する立場を問う質問には「南北共に基本的人権が保障される社会を夢見る。 北の人権が進展することを願うならば、互いに銃を向けては批判も協力も難しいという現実を直視しなければならない」として返事を濁した。

 李代表はまた「朴槿恵(パク・クネ)政権は、最近北の急変事態を挙論して、吸収統一の意を明らかにしているが、そのことに深刻な憂慮を表わす」として「平和こそが真正な安保であり福祉の道であるという確信が国民の心の中に位置するよう努力する」と約束した。 イ・スンジュン記者 gamja@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/620112.html 韓国語原文入力:2014/01/16 20:06
訳J.S(922字)

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