並んで掲げられた全国民主労働組合総連盟(民主労総)と韓国労働組合総連盟(韓国労総)の旗の下に10万人(警察推算2万3000人)が集まった。 朴槿恵(パク・クネ)政府スタート以後、最大規模の集会だ。 28日午後、ソウル市庁前広場で開かれた‘民営化阻止、労働弾圧粉砕、鉄道ストライキ勝利1次全面ストライキ決起大会’に殺到した二大労総の組合員と市民たちは‘鉄道ストライキ死守し、国民の鉄道を守ろう’というスローガンを叫び、零下の酷寒の中でも2時間余りにわたり集会を続けた。
二大労総が共に全面ストライキ集会を開いたのは、1997年の労働法改悪阻止闘争以来16年ぶりだ。 冬季に大規模集会が開かれたのも2002年のヒョスン・ミソンさん事件以来見られなかった姿だ。 労総の‘組織労働者’以外にも、一般市民や学生などの参加が多かった。 シン・スンチョル民主労総委員長は集会で 「朴槿恵大統領は貧困と戦うのではなく、貧しい者たちと戦っている。 多くの市民が共にしてくれて感謝申し上げる」と話した。
集会に参加した市民たちは、鉄道労組に対する弾圧から疎通しない‘不通領(疎通しない大統領)’を読みだしていた。 「警察が民主労総のガラスドアを破り、人々を引き出す姿を見て集会に来た」というチョン・クィヒョン(54)氏は 「私は自営業者だが、明け方から夜遅くまで働いて生きている労働者でもある。 労働者を力で押しつぶそうとする考えを止めなければ、その役割を朴槿恵大統領が再び抱え込むことになるだろう」と話した。 大学生クァク・ジュングン(26)氏は「鉄道は国民のものだと言葉だけで言うのではなく、鉄道民営化に対する国民の声を聞くべきなのに、政府があまりに一方的に押しつけている」と糾弾した。 会社員キム・ジミン(37)氏は「KORAIL社長と労働者が会った翌日に(水西発KTX法人設立)登記が通過したということが信じられず裏切られた思いを抱いている。 国民を無視する態度だ」と批判した。
大会参加者たちはこの日午後5時30分頃に解散した後、一部は清渓(チョンゲ)広場ろうそく集会に参加し、一部は南大門(ナムデムン)と大統領府方向に行進した。 この日174個中隊1万3000人余りを配置した警察は、公務執行妨害の疑いで4人を連行した。
パク・スンホン、パン・ジュノ、イ・ジェウク記者 abcd@hani.co.kr