全国民主労働組合総連盟(民主労総)の全面ストライキ決議に対する連帯の波が、フランス・米国・日本・トルコ・バングラデシュなど世界各国で続いている。
シャラン・バロウ国際労働組合総連盟(ITUC)事務総長が去る25日、連帯書簡を送り "韓国の労働者が正当な権利を手にする時まで、可能なすべての手段を動員して支持していく" と明らかにしたのに続き、民主労総フェイスブック英文ホームページ(facebook.com/kctueng)には支持メッセージと写真(認証ショット)が上がってきている。 バングラデシュ全国衣類労働者連盟所属労働者は28日 "ストライキ鉄道労働者らと鉄道労組・民主労総、私たちが共にします" という横断幕を持って行進する写真を上げた。 フィリピン労働者運動(KMU)等もこの日、鉄道労組を支持する手立て札を持った写真を載せた。
去る27日(現地時間)フランス パリ都心と米国 サンフランシスコなどでは、韓国政府の鉄道労組弾圧に抗議する集会が開かれた。 フランス鉄道労組は27日午後5時30分頃、パリにある駐仏韓国大使館前で海外同胞らと共に集会を開き 「彼らの闘争は我々の闘争だ」と叫んだ。 米国労働団体輸送労働者連帯会議(TWSC)所属の20人余もこの日昼12時頃、サンフランシスコの韓国総領事館前で集会を開き、領事館に抗議書簡を伝達した。 日本・トルコ・香港・インドネシア・オーストラリア・ブラジルなどの韓国総領事館前にも "韓国政府は恥を知れ" 、 "労働組合の権利を保障せよ" 、 "スト権を保障せよ" 等の手立て札と横断幕が登場した。
労働関連オンライン キャンペーンを行う‘レイバースタート’が運営する鉄道ストライキ支持キャンペーンには、29日現在1万4000人余りが参加した。 このキャンペーンは18ヶの言語に翻訳されて世界各地で進行中だ。
リュ・ミギョン民主労総国際局長は 「国際団体では鉄道労組に業務妨害罪を適用して逮捕するなど、スト権が保障されない韓国の状況を衝撃として受け止めている」と話した。
ソ・ヨンジ記者 yj@hani.co.kr