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円仏教でも 「朴大統領辞退しなさい」 要求

登録:2013-11-29 21:16 修正:2014-09-05 19:57
教務200人余り 討論会開いた後 時局宣言発表
"不正選挙に対する責任を負って退陣しなさい"
正義を叫ぶ宗教人蔑視に対する謝罪も要求
29日午後、全北(チョンブク)益山市(イクサンシ)新龍洞(シニョンドン)の円仏教中央総部前で開かれた記者会見で、円仏教社会開びゃく団教務が国家機関による大統領選挙介入真相糾明と朴槿恵(パク・クネ)大統領の辞退を促している。2013.11.29 /ニュース1

 天主教時局ミサで初めて登場した朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣要求が、キリスト教・仏教界に続き円仏教にまで広がっている。

 円仏教社会開びゃく教務団は29日、全北(チョンブク)益山市(イクサンシ)新龍洞(シニョンドン)の円仏教中央総部で朴大統領の退陣と特検制度導入を促す時局宣言を発表した。

 円仏教教務200人余りはこの日、時局討論会を開いた後△不正選挙に対する責任を負って朴大統領退陣△正義を叫ぶ宗教人蔑視に対する謝罪△国家機関大統領選挙介入真実糾明△特検制度導入などを要求した。

 社会改革教務団は時局宣言を通じて "悪は隠すほどにその根元が深くなる" として "選挙に国家情報院などの国家機関が不法的に介入し、民主主義の土壌を根こそぎ汚染させた重大事件を明確に糾明しないまま政権維持に汲々としている朴大統領は辞退してこそ当然だ" と明らかにした。 教務団はまた "朴大統領が真実糾明要求を握りつぶし、真実を話す宗教家を蔑視し分裂させており、惨憺きわまりない" として "嘘が大手を振るう現実を宗教家の良心はとうてい見過ごせないので、今一度朴大統領とセヌリ党政権に厳重に警告する" と強調した。 教務団は引き続き「私たちは国家機関による選挙介入が政権を維持しようとする不道徳な意図から始まった犯罪行為であり、その責任がセヌリ党と朴大統領にあることを再度明らかにして、真実が糾明され正義が正しく打ち立てられる時まですべての努力をつくす" と決議した。

 カン・ヘユン円仏教社会開びゃく教務団共同代表は「天主教正義具現司祭団、新教牧師正義平和実践協議会、仏教僧実践協議会などの意を尊重し支持する。円仏教でも時局法会を開き連帯することにした」と話した。 彼は「天主教が先に不良な現状況を診断して声を上げたことを宗教家として尊敬する」として「今回の時局討論会も司祭団の時局ミサに行動で共にするという意味」と説明した。

 これに先立って円仏教教務234人は、去る8月21日国家情報院大統領選挙介入事件を糾弾する時局宣言を行った経緯がある。 彼らは当時 "国家情報院が組織的に介入して不法選挙運動を行ったことは民主主義の根幹を揺るがし基本法秩序を傷つけた綱紀紊乱事件" と批判した。 続けて "民主主義が毀損されるのをこれ以上黙って見てはいられないので宗教家の良心をもって国家情報院とセヌリ党の政治的野心を批判せざるをえない" と明らかにした。

 円仏教の今回の時局宣言は、去る8月の時局宣言より批判の強度がはるかに高まったし、責任の範囲も国家情報院とセヌリ党から朴大統領にまで拡大した。

アン・クァノク記者 okahn@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/613376.html 韓国語原文入力:2013/11/29 20:24
訳J.S(1434字)

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