日本軍慰安婦少女像に‘杭テロ’を行った日本人が裁判に付された。
ソウル中央地検外事部(部長 イ・ソンヒ)は日本の極右政党代表 鈴木信行(48)を名誉毀損容疑などで不拘束起訴したと17日明らかにした。 鈴木は韓国検察の出頭要請に応じなかったが、検察は 「証拠が充分で法理検討の結果、名誉毀損容疑が認められると判断し起訴した」と説明した。 鈴木の裁判を担当するソウル中央地裁は鈴木に公訴状と召喚状を送達する計画だ。 鈴木が法廷出席を拒否すれば、裁判所は被告人なしで裁判を進めることになる。 鈴木が実刑を宣告されることになれば、犯罪人引き渡し手続きにより韓国に送還されることもありうる。
鈴木は2012年6月、ソウル中学洞(チュンハクトン)の駐韓日本大使館前に設置された慰安婦少女像に‘竹島は日本領土’と書かれた杭を縛りつけ「ソウルに売春婦博物館(戦争と女性人権博物館)が建設された。 従軍ではなく追軍だ」と主張した。 鈴木はその3ヶ月後の2012年9月、日本金沢市にある尹奉吉(ユン・ボンギル)義士の殉国記念碑前に‘竹島杭’を立てかけた写真をブログに上げて「尹奉吉は日本軍に向かって爆弾テロを行い逮捕・死刑に処された韓国朝鮮人テロリスト」という文を載せ尹義士を誹謗した。 検察はこの部分については死者名誉毀損容疑を適用した。
キム・テギュ記者