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江汀(カンジョン)住民たち "海軍基地工事中断まで毎日1000拝"

登録:2013-01-10 21:38 修正:2013-01-10 22:38
"70日間検証せよとの国会意見を無視"
工事強行に対抗して阻止運動突入
10日済州(チェジュ)海軍基地建設現場前で基地建設に反対する西帰浦(ソギポ)江汀マウル住民たちと市民団体会員たちが工事現場へ向かう車両を阻み立つと警察が住民たちを解散させている。 江汀マウル住民たちと済州海軍基地建設阻止のための全国対策会議、軍事基地阻止と平和の島実現のための汎道民対策委員会会員たちはこの日記者会見を行って「国会の付帯意見により少なくとも70日間、済州海軍基地工事を中断しなければならない」と要求した。 西帰浦/リュ・ウジョン記者 wjryu@hani.co.kr

 海軍側が済州海軍基地建設と関連して今年の予算案で70日間の検証期間を定めた付帯意見を無視して工事を強行するや江汀マウル住民たちと活動家たちが工事阻止運動に入った。

 江汀マウル会と‘済州海軍基地建設阻止のための全国対策会議’、‘軍事基地阻止と平和の島実現のための汎道民対策委員会’等は10日午前、西帰浦市海軍済州基地事業団正門前で記者会見を行い「国会の付帯意見である70日間の徹底した検証のために海軍基地工事が中断されるまで海軍済州基地事業団前と工事現場正門前で工事中断を要求して毎日1000拝闘争を行う」と明らかにした。

 住民たちは 「1月1日国会が与野党合意で済州海軍基地事業予算執行のための付帯意見を議決した。 70日間の猶予期間に民・軍複合型観光美港建設計画について徹底した検証を実施し、これを国会に報告した後に予算を使えるようにした」として 「しかし海軍済州基地事業団は‘先工事・後執行’原則を前面に掲げ1日から工事を再開して今も施設工事を強行している」と批判した。

 住民たちは続けて「海軍の工事強行は国会が持つ立法権と予決算権などに対する正面からの挑戦であり、済州道民と江汀住民に対する挑発行為だ。 私たちは私たちが使用できるすべての平和的で合法的な手段を動員して海軍基地工事を阻止していく」と明らかにした。

 カン・ドンギュン江汀マウル会長は「国会が与野党で合意した70日間の検証は国民に対する約束であるにも関わらず海軍は検証せずに工事を強行している。 政府が真に国家安保のために済州海軍基地を建設しようとするなら、まず工事を中断して徹底した検証を通じて誤った部分を正すために工事を全面再検討せよ」と要求した。

 記者会見に参加したチャン・ハナ、キム・グァンジン議員(民主統合党)も 「国会付帯意見の70日間の検証期間は与野党が合意した‘工事中断’期間だ。 これをセヌリ党が一方的に破っている」と話した。

 彼らはこの日△検証日程の全面再検討△信頼性確保のために総理室でない第3者機関による検証△国会合意事項にともなう工事中断などを要求した。

ホ・ホジュン記者 hojoon@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/569224.html 韓国語原文入力:2013/01/10 20:19
訳J.S(1306字)

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