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‘シバル団’リーダー ユン牧師 録音収録を聞いてみれば…

登録:2012-12-17 17:10 修正:2012-12-17 21:59
ユン牧師 "私を助けてくれる方が国家情報院が朴槿恵を助けろと言ったと話した"
ユン・ジョンフン牧師

ユン氏、関連内容一部 否認したが
朴候補と関連疑惑消えず
セヌリ側が賃貸料を出した理由を明らかにすべき

 朴槿恵セヌリ党候補を助けるために不法選挙運動をした疑いで選挙管理委員会によって検察に告発されたユン・ジョンフン牧師が朴候補の首席補佐官の要請を受けて仕事を手伝うことにしたという発言内容が16日公開され、朴候補側との関連性がより一層注目されることになった。 ユン牧師は記者会見を行い、関連内容を一部否認したり釈明したが朴候補、セヌリ党との関連疑惑は拭えない。

■ユン牧師、朴候補側から依頼されたか?

 インターネット放送‘ナコムス’を通じて公開されたユン牧師の録音収録を聞けば、ユン牧師と朴候補側の関連性が具体的に明らかになる。 最も目につく内容はユン牧師が「朴槿恵候補首席補佐官も(私と) 2時間にわたり話をして、(彼が)‘助けてくれ’と言ったので助けると答えた」という内容だ。 ユン牧師はまた「朴候補の補佐官と緊密に連絡をしている。 来週、キム・ムソン(選対委総括本部長)が(この事務室に)来て、それから(朴)候補が来る。それで事務室を汝矣島(ヨイド)に移した」とも話している。

 ユン牧師はこの日の釈明記者会見で自身が言及した‘首席補佐官’は最近遊説過程で亡くなったイ・チュンサン補佐官だと話し、イ補佐官が自身を訪ねてきた事実を認めた。 セヌリ党はユン牧師との関連性を努めて否認しているが、ユン牧師が朴候補の核心側近と関係があったことを否認するのは難しくなった。 ユン牧師はイ補佐官に会った経緯について「イ補佐官がソーシャルネットワークサービス(SNS)を担当したところ、保守側‘パワーツイッターユーザー’である私と会った。 その後には会っていない」と話した。 ユン牧師はまた「私がSNS活動をしているので、‘そんな良いシステムと戦略があるならば、二人(朴槿恵候補とキム・ムソン本部長)が来られてご覧になり活用するのが良くないか’という知人の話を伝達しただけ」(朴候補やキム本部長が)来たことは一度もない」と釈明した。 しかしユン牧師はイ補佐官が具体的にどんなことを頼んだのかについては言及しなかった。

■汝矣島(ヨイド)事務室費用の出処疑惑

 ユン牧師は汝矣島(ヨイド)事務室を用意した経緯について「汝矣島に41坪のオフィステルを得た。 私のどこにお金があるか。 私を支援する方が国家情報院と連結されている。 国家情報院で朴槿恵を助けろと言ったと話した」と話した。 ユン牧師の言葉通りならば、‘自身を助けてくれている知人’が国家情報院の指示によりユン牧師に事務室を用意してくれ、朴候補支援活動も助けたということになる。

 ユン牧師は記者会見で「私の事務室賃貸保証金と賃貸料を渡したクォン・某氏が<国政日報>と<国政放送>総裁なので国家情報院職員と間違えた」と話した。 「<国政日報>総裁だと言うので国情院職員だと思った’という釈明は常識的に納得しにくい。 ただしユン牧師が知人に自身の地位を高めるために誇張した可能性もある。

 セヌリ党はこれに先立ちスポークスマン論評を通じて事務室は今回ユン牧師とともに選管委に告発されたクォン・某選対委国政広報対策委員長とキム・某国政広報対策副委員長がそれぞれ1800万ウォンと200万ウォンを出して用意し、ユン牧師は事務室に備えつけるコンピュータなどの什器類2000万ウォン分を購入したと説明した。 クォン委員長が出した賃貸料が個人の金なのか、クォン委員長がなぜユン牧師の事務室費用を出したのかはなお謎として残っている。 捜査を通じて明らかにしなければならない部分だ。

ソン・ヨンチョル、キム・・ウェヒョン記者 sychee@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/565690.html 韓国語原文入力:2012/12/17 16:24
訳J.S(1728字)

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