登録 : 2016.05.16 00:24 修正 : 2016.05.16 07:52

共に民主党のウ・サンホ院内代表(前列左から2番目)と第20代国会議員当選者たちが12日、光州北区にある国立5.18民主墓地を参拝した後、光州民主化運動犠牲者の墓の前で「あなたのための行進曲」を歌っている=光州/カン・チャングァン記者//ハンギョレ新聞社
 「あなたのための行進曲」を5・18公式記念曲に指定するかどうかが、朴槿恵(パククネ)大統領と与野3党指導部との大統領府での会合以降、焦眉の関心事に浮上した。朴大統領の変化を見極める試金石になるとの分析もある。しかし、政府と与党は、依然としてあいまいな態度を取っており、「ひょっとしたらと思ったけど、やっぱり」という結果になるのではないかと懸念される。政府は国民の懸念を払しょくする決定を行ってほしい。

 当初、この問題は、今月13日の大統領府会合で確実に解決すべきだった問題だ。朴大統領は、野党指導部が公式記念曲への指定を重ねて要求したのに、明言を避けた。「国論分裂につながれば問題になる」としながら、「良い案を講じるように報勲処(庁)に指示する」と答えただけのあいまいな態度で、報勲処に後始末を押し付けた。セヌリ党の態度も残念だ。チョン・ジンソク院内代表がパク・クスンチュン報勲処長に会って「前向きに検討するように」と頼んだとされるが、公式的な案は出していない。与党の一部では、「あなたのための行進曲」を公式記念曲に指定せず、提唱のみを許可する案も出ているようだが、そのような小細工で済むような話ではない。

 パク報勲処長は「あなたのための行進曲」の提唱を封鎖し、消耗的な議論を引き起こした張本人であるだけに、問題の解決に率先して乗り出さなければならない立場だが、いまだに何の公式の反応も示していない。この行進曲は1982年に小説家ファン・ソギョン氏が詩人ペク・キワン氏の「墓碑百合」の一部を借りて作詞し、キム・ジョンリュル氏が曲をつけた歌だ。民主化運動の現場で広く歌われた民衆歌謡の代表作だ。にもかかわらず、パク処長は、北朝鮮とは何の関連もないこの歌を、まるで北朝鮮を称賛する歌であるかのように主張し、記念式での提唱を禁止した。パク所長の主張については、与党のセヌリ党でも話にならないという批判が出ている。 2013年の国会は、与野党の合意で「あなたのための行進曲」の5・18公式記念曲への指定を求める決議案」を出した。当時、パク処長は、この決議案を受け入れなかった。

 報勲処は今からでも過ちを正し、この行進曲を5・18公式記念曲で指定すべきだ。また、解決の鍵を握っているのが大統領府であるだけに、朴大統領は、この問題をしっかり解決することで、「疎通する政治」を示さなければならない。今回の5・18記念式典が行進曲を公式記念曲として提唱する国民和合の場になることを願ってやまない。

(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-05-15 19:37

http://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/743924.html訳H.J

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