朴槿恵(パク・クネ)政府スタート後、初めて開かれる5・18民主化運動33周年記念式で国家報勲処が‘あなたのための行進曲’斉唱を公式式次に入れないため、5月団体が記念式に参加しないことにした。 報勲処が‘あなたのための行進曲’斉唱を除いたことに反発して5月団体が記念式をボイコットしたのは李明博政府時である2010年以来2回目だ。
光州(クァンジュ)地域の市民社会団体が設けた‘5・18民衆抗争記念行事委員会’は16日 「5・18負傷者の会、拘束負傷者の会、遺族会など3ヶの5月団体代表が18日、国家報勲処が主管する33周年記念式に参加しないことにした」と明らかにした。 記念行事委員会は15日正午まで‘あなたのための行進曲’の斉唱を公式式次に含ませるか否かを明らかにして欲しいと言ったが、報勲処がこれを握りつぶすに及びこのように決めた。 これら団体は「5・18と民主化の象徴になった‘あなたのための行進曲’斉唱を公式式次に入れないのは歴史を歪曲しようとする意図があるため」と明らかにした。
これら団体は‘あなたのための行進曲’公式記念曲指定のための100万汎国民署名運動に乗り出すことにした。 市民社会団体会員30人余りはこの日、光州(クァンジュ)広域市、北区(プック)の国立5・18民主墓地付近でパク・スンチュン国家報勲処長の辞退を促す沈黙デモを行った。 光州広域市と社会団体が参加した‘あなたのための行進曲5・18公式記念曲指定推進対策委員会’は「朴大統領がこの歌を一緒に斉唱できるよう決断を下すことを要請する」と明らかにした。
光州市民らは18日夜7時、光州西区(ソグ)治平洞(チピョンドン)の5・18記念文化センター民主ホールで開かれる光州人権賞祝賀音楽会で‘あなたのための行進曲’を斉唱する予定だ。 5・18記念財団が用意したこの公演で‘あなたのための行進曲’の作曲者キム・ジョンニュル(55・前JRメディア代表)氏は、公演の最後に参席者全員が歌う時間を設けた。 この日の公演には‘あなたのための行進曲’製作を企画したファン・ソギョン作家とキム・ソンチュル、チョン・ヨンホ氏らが参加すると発表されている。
光州/チョン・デハ記者 daeha@hani.co.kr