今年1分期(1~3月)に我が国(韓国)を訪れた日本人観光客は50万1151人で昨年同期に比べて17.7%減った。反面、日本を訪問した韓国人観光客は94万7900人で39.6%増えまさに対照的だった。韓国観光公社と日本の観光局がそれぞれ集計した数値である。また日本のおもちゃの国内の販売量が最近一か月で急増していることが明らかになった。国産のおもちゃ業者を脅かす要因に違いない。全て日本の通貨の円の価値が落ちている(韓国のウォン価値が上がっている)ことが反映しているものだ。
24日のウォン円の為替レートは100円当り903.17ウォンを記録して900ウォン並みとなった。2009年2月に1558ウォンで峠になったのと比べると途方もなく低い水準である。よく知られているように日本がアベノミクスによって量的緩和を施行しているためである。デフレーションの再発を防いで景気振興するために通貨を大量に流出させているのだ。このように低いウォンと円の為替レートは、特別な変動要素がない限りは近いうちに戻すのは容易でないというのが専門家たちの分析である。あちこちから心配する声が出てくるのは当然だ。
実際円安の否定的波紋は観光とおもちゃ業界にだけにとどまらない。特に輸出部門はより大きな苦労を強いられるばかりである。自動車と鉄鋼、石油化学など我々の相当数の主力輸出産業が世界市場で日本と競争しているからである。日本の業者が円安の力で輸出価格を低くするとそれだけ韓国の業者より競争力が高まることになる。価格下落幅はまだ大きくないがその幅が拡大された場合、韓国の業者が被る打撃は大きくなるだろう。今年のウォンと円の為替レートが平均900ウォンで、昨年(996ウォン)より低い場合、国内総輸出が8.8%下落するという現代経済研究院の予測もある。
もちろん円安で利益を見る部門もなくはない。日本から工作機械などを導入している一部の内需企業がこれに該当する。我々の輸出業界の価格以外の競争力が以前に比べて高まったのも事実である。それでも円安は全体輸出に非常に大きな悪材料になっている。中国市場の萎縮も重なってすでに輸出は今年に入って不振を免れなくなっている状態だ。これは成長率の鈍化要因になっている。政府と韓国銀行、輸出業界は実効性ある対策を見出すために努力しなければならない。円安は我々の思いで統制することはできない対外的条件だが、対応策は必要である。
韓国語原文入力:2015/04/26 18:35