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トランプ大統領の「イエス・コスプレ」に支持層も「驚くべき冒とく」…結局削除

登録:2026-04-14 09:36 修正:2026-04-14 09:52
トゥルース・ソーシャルより//ハンギョレ新聞社

 米国のドナルド・トランプ大統領が、自身をイエス・キリストに類似する存在として描き出した人工知能(AI)生成画像をSNSに投稿し、物議を醸した末に削除した。

 トランプ大統領は12日(現地時間)、ソーシャルプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」で、病床の患者を癒す画像を共有した。画像は、白と赤の服を着たトランプ大統領が患者の額に手を置き、もう一方の手から光が放たれる様子を描いており、背景には角の生えた悪魔の姿が見える。

 この投稿は公開直後から批判を招き、特にトランプ大統領の主要支持基盤である保守キリスト教陣営から強い反発が起きた。保守論客のライリー・ゲインズ氏は「なぜこのような投稿をしたのか理解できない」とし、「謙虚さが必要で、神は嘲笑の対象ではない」と批判した。保守系メディア「デイリー・ワイヤー」の作家メーガン・バシャム氏も「驚くべき神聖冒とく」と規定し、削除と謝罪を求めた。同メディアの司会者イザベル・ブラウン氏も「不快で容認しえない投稿」だと指摘。トゥルース・ソーシャル内部でも異例にも批判的な意見が相次ぎ、論争が拡大した。トランプ大統領は13日午前にこの投稿を削除した。

トゥルース・ソーシャルより//ハンギョレ新聞社

 問題となった画像はトランプ大統領本人が自ら制作したものではなく、保守論客のニック・アダムス氏が2月にソーシャルメディアのXに投稿した画像がオリジナルとされる。ただしトランプ大統領が共有したバージョンでは、背景の米軍のシルエットが角のある悪魔の形に変化している。

 今回の騒動は、トランプ大統領とローマ教皇レオ14世とが対立する中、さらに注目される。教皇は、イラン戦争を含む米国の外交政策は「全能さに対する錯覚」にもとづいていると批判。トランプ大統領は、教皇は「犯罪に弱い」として「急進左翼に迎合している」と非難している。教皇はアルジェリアへ向かう専用機内で記者団に対し、トランプ政権を恐れることなく、発言を続けると表明した。トランプ大統領の今回の投稿は、こうした舌戦の直後に公開されたうえ、カトリックと正教会の復活祭の直後というタイミングだったため、宗教的な敏感さを刺激したと評されている。

ワシントン/キム・ウォンチョル特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/america/1254048.html韓国語原文入力:2026-04-14 01:10
訳D.K

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