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自民党の一部からは「広開土大王艦レーダー問題、安保理に回付すべき」

登録:2019-01-07 22:39 修正:2019-01-08 08:17
日本防衛省「自衛隊は適切な警戒活動」 
自民党安全保障調査会に出席し発言 
会議参加者の一部からは「安保理に問題提起」発言も
岩屋毅・日本防衛相=資料写真//ハンギョレ新聞社

 岩屋毅・日本防衛相が、日本の哨戒機が韓国の艦艇に対して威嚇的な低空飛行をしたという韓国政府の発表に対して「自衛隊は適切な警戒監視活動をした」と主張した。

 岩屋防衛相は7日、自民党安全保障調査会の合同会議に出席し「自衛隊機はわが国の排他的経済水域(EEZ)で適切な警戒監視活動をしていたことが記録上明確だ。国際社会にこのことを説明し、日韓防衛当局間の協議を継続したい」と話したとNHK放送が伝えた。防衛省はこの日、韓国語字幕映像も追加公開した。この映像は、防衛省が先月28日に公開した哨戒機による撮影映像だ。

 自民党安全保障調査会の会議では「(韓日)防衛当局間協議は止めて、国連安全保障理事会に問題を提起しよう」「韓国軍は北朝鮮船舶を救助したと言っているが、日本の排他的経済水域で(韓国軍が)何をしたのかを明白に明らかにしなければならない」という話まで出てきた。駐韓日本大使の一時帰国を主張したり、自衛隊が収集したレーダー周波数を公開しようという発言も出てきた。自民党の安全保障調査会の会長であり元防衛相である小野寺五典氏は、韓国が公開した動画が「根拠がない」とし「韓国政府に強く抗議し、対外的に明確に日本の主張を明らかにする必要がある」と述べた。

東京/チョ・ギウォン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/877376.html韓国語原文入力:2019-01-07 20:52
訳J.S

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