登録 : 2016.06.07 23:31 修正 : 2016.06.08 06:57

女性殺害に飲酒運転が重なり 
米軍に対する世論悪化に苦肉の策

禁酒令//ハンギョレ新聞社
 米軍で相次ぐ事件や事故を防止するため、在日米海軍が全兵士を対象に禁酒令を下した。

 米第7艦隊のジョセフ・アーコイン司令官(中将)と在日米海軍のマシュー・カーター司令官(少将)は6日、「個人の無責任な行動が米日同盟に悪影響を及ぼすことを海軍のすべての兵士が理解していると司令官が確信できる時まで」すべての兵士の飲酒を禁止すると発表した。適用対象は現在日本に駐留している全艦隊と地上兵力を合わせた1万8600人で、部隊外のみならず営舎内での飲酒も禁止される。アーコイン司令官は「日本との重要な同盟を危機に陥れる誤った行為は決して容赦しない」と明らかにした。

 米第7艦隊などが禁酒令を下したのは、米軍関連の事件や事故が続けば、普天間基地の辺野古移転などアジア・太平洋地域で進行中の在日米軍再編作業に支障が出かねないことを憂慮したためと見られる。沖縄では先月、米海兵隊出身の軍属が女性を殺害した容疑で逮捕されたのに続き、今月5日には米海軍の2曹(21)が泥酔状態で飲酒運転をして事故を起こし、現場で逮捕された。この米兵は「友人の家でテキーラを飲んだ」と沖縄の警察に話したと伝えられている。沖縄は日本の国土の0.6%の面積だが、在日米軍の74%がここに駐留している。

5月19日、沖縄の嘉手納米軍基地前で市民が「(米軍)全基地撤去」と書かれたプラカードを持ち抗議している。この日、沖縄では米軍属の男性が日本人女性の死体を遺棄した疑いで逮捕された=沖縄/共同・連合ニュース

 しかし禁酒令のような弥縫策では米軍関連犯罪の根絶できないと多く指摘される。これまでも米軍犯罪が起きるたびに外出禁止、禁酒令などの措置が下されたが、米軍犯罪は止まない。朝日新聞は「2012年にも沖縄で米兵による集団強姦事件が発生し兵士の夜間飲酒を禁止されたことがある」と指摘した。

 一方、辺野古移転に反対する政党や企業などで構成された「オール沖縄会議」は、今回の沖縄女性殺害事件に抗議するため19日に那覇市の奥武山公園で県民大会を開くことにした。今回の集会は、1995年の少女性的暴行事件に抗議するため8万5000人の市民が結集して以降、沖縄で開かれる最大規模の集会になる見込みだ。

東京/キル・ユンヒョン特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-06-07 20:45
http://www.hani.co.kr/arti/international/japan/747267.html 訳J.S(991字)

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