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昨年在韓米軍犯罪63%処罰せず

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/553554.html

原文入力:2012/09/26 20:03(634字)

不起訴処分…正式裁判は6%だけ

去年、在韓米軍が犯した犯罪10件中6件以上が不起訴処分を受けたことが確認された。正式裁判にかけられたケースは6%に過ぎなかった。

国会行政安全委員会所属の柳勝優(ユ・スンウ)セヌリ党議員に警察庁と法務部から提出された資料によると、昨年在韓米軍の犯罪344件中218件(63.4%)が不起訴処分となっている。不起訴処分には、嫌疑なし、起訴猶予、公訴権なしなどが含まれる。

不起訴処分は年々増えている。2008年には米軍犯罪269件が届けられ、81件(30.1%)が不起訴処分を下されたが、2009年53.6%、2010年52.4%、2011年63.4%の米軍犯罪が不起訴処分とされた。

起訴中止、参考人中止、公訴保留、保護事件送致、他管送致などの処分まで加えると、処罰されない事件の割合はもっと高くなる。2008年68.4%、2009年74.2%、2010年71.9%、2011年73.3%の米軍犯罪が処罰されなかった。

略式起訴や正式裁判となった割合は去年26.7%で、2008年31.6%に比べて低下した。特に起訴意見により正式裁判を受けるようになった事例は去年 21件で、全事件の6.1%に過ぎなかった。米軍犯罪が正式裁判にかけられた割合は2008年8.6%で最も高かったが、2009年2%、2010年3%を記録した。 キム・ウォンチォル記者 wonchul@hani.co.kr

原文: 訳 M.S