登録 : 2016.04.20 23:13 修正 : 2016.04.21 07:03

次期在韓米軍司令官に指名されたブルックス氏 

次期在韓米軍司令官に指名されたビンセント・ブルックス氏=資料写真//ハンギョレ新聞社

米上院承認聴聞会でトランプ氏の「安保無賃乗車論」に反論 
THAAD朝鮮半島配備には賛成意向を表明

 次期在韓米軍司令官に指名されたビンセント・ブルックス氏が、米国がいわゆる“核の傘”を提供しなければ、韓国は自主的な核武装を考慮しなければならないと明らかにした。 これは米共和党のドナルド・トランプ大統領選候補者が、韓国と日本は独自核武装を含め自主的に防衛しなければならないと主張したことに対する迂迴的な反論と見られる。

 ブルックス氏は19日(現地時間)、上院軍事委員会が主催した承認聴聞会でジョン・マケイン委員長が「韓国に今後核の傘を提供しないならば、韓国が自主的核兵器力量開発に乗り出す動機になると考えるか」と問われ、こう答えた。 カーティス・スカパロッティ氏の後任の司令官に指名されたブルックス氏は、承認聴聞会を通過すれば黒人初の在韓米軍司令官になる。

 ブルックス氏は「韓国は在韓米軍の駐留費用に相当な負担をしている」として「(韓国が平沢など)在韓米軍再配置のために米国防総省が発注した最大108億ドル規模の建設工事費用の92%を負担している」と明らかにした。 これもトランプ候補が韓国と日本の安保無賃乗車論を提起し、同盟国の防衛費分担が“雀の涙”水準と主張したことに対する反論と見ることができる。

 また、高高度防衛ミサイル(THAAD)の朝鮮半島配備問題については、個人的意見であることを前提に「THAADであれ、それと類似したものであれ、必要な力量」とし「(北朝鮮の)弾道ミサイルに対するもう一つの防御網になりうるだろう」と賛成の意向を明らかにした。 北朝鮮情勢については「金正恩(キムジョンウン)は軍、政府、党に対して完全な統制力を行使していて、現時点では政権崩壊につながる不安定性は感知されていない」とし、米国のこれまでの公式立場を再確認した。

ワシントン/イ・ヨンイン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-04-20 19:22
http://www.hani.co.kr/arti/international/america/740590.html 訳J.S(1018字)

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