登録 : 2016.03.11 22:46 修正 : 2016.03.12 08:24

在独の韓国・日本人団体、現地人を招請 
ベルリンで「慰安婦合意」懇談会

3月3日ベルリンで開かれた「慰安婦合意」懇談会 =ハン・ジュヨン通信員//ハンギョレ新聞社

 東ドイツ民主化運動の中心地だったベルリンのプレンツラウアーベルク地区にあるシオン教会近くの小空間「テンクアリウム」。今月3日、ここで意義深い行事が開かれた。 コリア協議会、在独日本女性会、ドイツ日本平和フォーラムが40人余りのドイツ現地の団体およびドイツのジャーナリストを招いて、昨年韓国と日本の政府間でなされた「慰安婦合意」問題を語る懇談会だった。 コリア協議会のハン・ジョンファ代表、日本の朝日新聞で写真記者として働き、その後「ナヌムの家」で3年間共に生活した矢嶋宰氏、慰安婦問題で謝罪を要求し日本大使館前でデモを行う在独日本女性会代表の梶村道子氏、ドイツで過去の問題の清算活動をしている「記憶、責任、未来財団」顧問のウタ・ゲルラント氏(マイクを持っている人)が討論に参加した。

 在独日本女性会の代表である梶村道子氏は、日本が真の謝罪をしない理由について「第2次大戦以後、日本は自らを犠牲者としてのみ規定したため」と指摘した。 「記憶、責任、未来財団」顧問のゲルラント氏は、戦勝国であり日本の友邦である米国が日本の過去清算に関心を見せなかったことを、日本の抵抗運動が自国社会を変えられなかった原因として指摘した。

 「記憶、責任、未来財団」はドイツの過去清算のために2000年にドイツ政府と企業が共同で設立した財団だ。 東ヨーロッパ強制徴用被害者を探し出し損害賠償金を支給する活動をしている。 ゲルラント顧問は、昨年韓国と日本を行き来して慰安婦問題に関するシンポジウム講演と討論に参加したことがある。 「和解を成し遂げるにはどんな努力が必要だろうか」という司会者の質問に対して彼女は「慰安婦犠牲者はより多くの共感、連帯、また歴史的事実に対する公式的認定を必要としている。 和解はできるかもしれないし、できないかもしれない。 和解を人為的に作り出すことはできず、互いに強要できないことだ。 今日のこちらの小さな動きは、お互いを本当に理解しようとする態度だ。 韓国人、日本人の別を越えて人権について同じ目的を追求する人々の努力が希望の兆し」と話した。

 彼女は行事の後「性の問題は難しく公論化されにくい。 そのために第2次大戦当時のヨーロッパにおける性的奴隷と関連した戦争犯罪もすべては明らかになっていない。 祖父たちが東ヨーロッパで犯した戦争犯罪は、まだ推測として残されたままになっている。 ところで、90年代に韓国慰安婦被害者たちはカミングアウトして連帯し自ら強くなった。 不都合な歴史的事実が世の中に明らかにされ、女性の人権に対する問題意識が高まった」と話した。 「記憶、責任、未来財団」のギュンター・ザートホフ代表は「討論を聴いて不可逆的合意がどれほど無価値なものかを深く考えた。 この問題は世界的に再びイシュー化される素地が大きい」と所感を明らかにした。

ベルリン/ハン・ジュヨン通信員(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-03-10 18:54
http://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/734323.html 訳J.S(1394字)

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