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米 太平洋司令官 「中-日衝突 危険」

登録:2014-01-24 22:17 修正:2014-09-05 17:53
"外交的葛藤解消の展望 不確実
金正恩は予測不能な人物"
サミュエル・ロックリア米太平洋軍司令官

 サミュエル・ロックリア米太平洋軍司令官が、東中国海で中国と日本が衝突する危険があると警告した。 彼は、北韓が韓-米連合軍事訓練の中断を要求したことと関連しては 「中断する計画はない」と明らかにした。

 ロックリア司令官は23日(現地時間)米国ワシントンの国防部庁舎で開いた記者会見で、中-日葛藤について「見解の違いが大きい二つの経済・軍事大国が、互いに対話しよういとせず、葛藤局面を外交的に解く展望も不確かだ」として「このような状況では、いつでも危険要因が大きくなりかねない」と話した。 前日、安倍晋三 日本総理も 「現在、中-日関係は第1次世界大戦が起きる直前のイギリス-ドイツの関係と似ている」と話し、戦争の可能性に言及し大きな波紋を起こした。

 ロックリア司令官はこの日、金正恩 北韓朝鮮労働党第1秘書に対しては「判断が難しく、予測不可能な人物」と評価し 「彼が果たして常に理性的な意思決定をできる状態なのかが疑わしく、そのことが問題」と話した。 彼は「北韓の核、ミサイル開発が韓半島のみならず東アジアと世界の安全を脅かしている」として「皆のために北韓の完全な非核化を追求しなければならない」と強調した。

 北韓の急変事態に対する対応策と関連しては「(韓・米両国は)同盟として去る数年間にわたり韓半島で展開される可能性のある種々のシナリオに備えた細部計画を立ててきたし、その中には韓半島の安定化を要求する段階の急変事態も含まれている」と話した。 彼は北韓が韓-米キーリゾルブ訓練などの中断を要求していることに対しては「中断計画はない。北韓の脅威がかくれている限りは続ける」と話した。

北京、ワシントン/ソン・ヨンチョル、パク・ヒョン特派員 sychee@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/621349.html 韓国語原文入力:2014/01/24 20:52
訳J.S(898字)

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