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「米、安倍に‘神社参拝中断約束’要求」

登録:2014-01-24 22:51 修正:2014-09-05 17:52
‘WSJ’米官僚ら発言引用 報道 "慰安婦問題解決も促す"
安倍晋三 日本総理(左から2人目)が26日、東京の靖国神社を参拝している。 日本の現職総理が靖国神社を参拝したことは7年4ヶ月ぶりだ。 東京/ロイターニュース1

 米国が安倍晋三 日本総理に靖国神社を今後は参拝しないという確約を要求したと<ウォールストリート ジャーナル>が24日報道した。

 この新聞は複数の米国政府関係者の話を引用し "米国は安倍総理が周辺国を刺激しかねない言動と行動を今後はしないと保障することを願う。すでに何回も会談の席でこのような意を隠密に(安倍総理側に)伝達した" と伝えた。 また、新聞は "(米国側は)安倍総理の靖国参拝以後に造成された東北アジアの緊張を和らげるために、第2次世界大戦と関連して日本が過去に行った公式謝罪を再確認する方案も検討してほしいと要請した" と付け加えた。

 <ウォールストリート ジャーナル>は続けて "米国は主要同盟国である韓国と日本が地域次元の懸案に共同対応できるよう日本が二国間の関係改善に乗り出すことを望む" として "第2次大戦当時に日本軍が強制動員した慰安婦問題を巡る葛藤解決のための措置も(日本側に)合わせて要求した" と報道した。

 これに先立って、米国は先月26日安倍総理がA級戦犯14人が合祀された靖国神社参拝を強行するや "失望した" として、異例的に強力な声明を出した経緯がある。 キャロライン ケネディ駐日米国大使は去る23日<朝日新聞>とのインタビューで 「米国は東北アジアで緊張が高まることに対して憂慮しており、安倍総理の神社参拝強行決定に失望した」と再度強調した。

 米国のこのような動きにもかかわらず、安倍総理は既存の立場を曲げていない。 彼は23日スイス ダボスで開かれた世界経済フォーラム(WEF)に参加した席で、靖国参拝論難と関連して「中国と韓国の国民の感情を傷つける意図はなかった。 ただ、戦争で命を失った人々の霊魂を賛えるための行動だった」と強調した。 シーラ スミス米国外交関係委員会(CFR)専任研究員は<ウォールストリート ジャーナル>に "安倍総理とオバマ行政府の間に過去事問題の危険性に対する認識の差が大きいと見られる" と指摘した。

 中国外交部の泰剛スポークスマンは24日 「日本の指導者が中-日関係改善を望むならば直ちに誤りを認め、考え直し再び靖国神社を参拝してはならない」と強調した。 泰剛スポークスマンはこの日の定例ブリーフィングで「日本の指導者が靖国神社を参拝したことは、対外侵略と植民統治の歴史を公然と否定し美化すること」とし 「日本の指導者が口では積極的平和主義を指向すると言いながら、実際には軍備拡張と戦争準備を追求していることは非常に危険だ」と話した。

チョン・インファン記者、北京/ソン・ヨンチョル特派員 inhwan@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/international/america/621366.html 韓国語原文入力:2014/01/24 21:13
訳J.S(1250字)

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