韓国政府は日本の輸出規制に対応し、世界貿易機関(WTO)への提訴など必要な対応措置を取ることにした。
ソン・ユンモ産業通商資源部長官は1日、ソウル貿易保険公社で開かれた輸出状況点検会議の冒頭発言で、このように明らかにした。ソン長官は「午前の関係閣僚会議を通じて状況および対応方向を綿密に点検し、今後WTOへの提訴をはじめ、国際法と国内法に基づいて必要な対応措置を取っていく」と述べた。ソン長官は「輸出制限措置はWTO協定上、原則的に禁止されているだけでなく、先週日本が議長国として開催したG20(主要20カ国・地域)首脳会議宣言文の『自由、公平、無差別で透明性があり予測可能な安定した貿易および投資環境を実現し、市場を開放的に保つよう努力する』という合意精神にも真っ向から反する」と強く批判した。