登録 : 2016.04.07 00:08 修正 : 2016.04.07 07:05

昨年の東洋生命買収に続き2回目 
資産3兆8060億円超え、国内生命保険業界で第5位に 
「市場に活力」「中国企業に浸食される」評価分かれる

 昨年東洋生命を買収した中国の安邦保険がアリアンツ生命韓国法人まで買収する予定で、国内の保険業界に緊張が走っている。

9億3千400万ドルを投資して東洋生命の持ち株63.02%を買収した中国の安邦保険//ハンギョレ新聞社
 保険業界の説明によると、安邦保険は6日午前、ドイツのアリアンツグループと韓国法人に対する株式売買契約を結んだ。売却対象はアリアンツグループが保有している韓国法人の株式100%だ。

 アリアンツグループが先月アリアンツ生命を売りに出してから、IBK投資証券なども買収に関心を見せたが、結局、安邦保険の手に入ることになった。アリアンツグループと安邦保険は、今後、具体的な調査を経て価格を決定した後、本契約を締結することになる。売買価格は公開されていないが、約2000億〜3000億ウォン(約190億3000万~285億4000万円)規模になると、業界では推算している。金融当局の関係者は、「安邦保険が調査を終えてから、8〜9月頃に認可申請をするものと見られる。通常認可申請後、3〜4カ月以内に承認するかどうかが決定されるため、年内に引継ぎが完了すると思われる」と話した。

 これに先立ち、安邦保険は昨年9月に生命保険業界第8位の東洋生命を1兆1300億ウォン(約1080億円)で買収した。国内金融会社を買収した中国資本は安邦保険が初めて。今回16兆6510億ウォン(約1兆5843億円)の資産規模で業界11位のアリアンツ生命を追加で買い入れたことで、安邦保険は総資産基準40兆ウォン(約3兆8060億円)を超え、サムスン生命、韓火生命、教保生命、NH農協生命に続き、国内生保業界で第5位に上ることになった。

 “チャイナマネー”の激しい攻勢に対する国内保険業界の本音は一筋縄にはいかないようだ。ある生命保険会社の関係者は、「中国の莫大な資本力が国内に入ってくると、低迷していた保険市場が活気を帯びるかもしれない」とし、「国際会計基準(IFRS4)第2段階の導入を控え、資本の拡充に負担を感じている保険会社が今後も売りに出される可能性が大きい状況で、これを取得するのは中国の金融会社であろう」と予想した。

 業界では、近いうちにING生命、PCA生命などが、買収・合併市場に出てくるものと予想している。別の保険業界の関係者は、「国内の優良保険会社が中国企業の手に次々と渡ったら、結局、国内の保険業界が中国資本に浸食されかねないという懸念の声が高まっている」と話した。

ユ・ソンヒ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-04-06 20:20

http://www.hani.co.kr/arti/economy/finance/738594.html訳H.J

関連記事
  • 오피니언

multimedia

  • most viewed articles
    • hotissue