登録 : 2016.01.20 08:41 修正 : 2016.01.20 09:11

米裁判所控訴審のアップル勝訴で
IT企業ら、友好的意見書提出
「一部問題で全侵害判断は不当」
アップル再勝訴は今後の裁判に影響

昨年12月14日にサムスン電子がアップルを相手に最高裁に上告した際の関連文書//ハンギョレ新聞社
 グーグルとフェイスブックがアップルと訴訟合戦を展開するサムスンの応援団に名乗り出た。サムスンがデザインをコピーしたとするアップルの特許侵害訴訟で、米裁判所は控訴審までアップルに勝訴判決を下してきたが、これら企業がサムスン側に立つ意見書を出した。サムスンは昨年12月、最高裁に上告している状態で、採択の有無が注目される。

 グーグルやフェイスブックをはじめとするシリコンバレー情報技術(IT)企業が、サムスン対アップルのスマートフォン特許侵害訴訟に関連し、裁判所にサムスン側に友好的な意見書を提出した事実が18日(現地時間)公開されたと米経済誌フォーチュンのオンラインニュースなどが報じた。これらの企業が結成したコンピュータ・通信産業協会(CCIA)は、サムスン電子の友軍として該当法廷に意見書を提出し、「(最近の)判決は一部装飾的な特許を違反したとの理由で(スマートフォンのような)複雑な革新製品の全体を侵害したと見なしており、憲法的価値と合わない」と主張した。意見書を出した協会には、グーグルやフェイスブックの他にマイクロソフト、アマゾン、ペイパルなど主要な情報技術企業が属している。

 アップルがサムスン電子を自社のスマートフォン関連特許を侵害したとして米法廷に立たせたのは2011年4月。サムスンのギャラクシーSなどの角が曲面のアイフォンの外形に対するデザイン特許などを侵害したというのがアップルの主張だった。訴訟は控訴審判決まで出たが、米連邦裁判所陪審員団はサムスン電子の侵害を認め、アップルに5000万ドルの賠償を命じる判決を下した。判決は被害補償額を算定する時に問題になったサムスンのギャラクシー製品全売り上げを基に、デザイン侵害損害額を推定した。しかしグーグルやフェイスブックなどは、一部デザイン侵害は認められるとしても、ギャラクシーS自体を特許侵害製品のように扱うのは不合理だという意見を出した。

 これはサムスンに好意をもってのことでなく、自らの情報技術業界の利益がかかる問題であるためだと思われる。またサムスンとアップルという巨大技術企業が真正面から対立したこの訴訟が、今後、革新技術に対する法の観点を決定する定規になると注目される側面もある。コンピュータ・通信産業協会を代理するマット・レビ弁護士は「特許訴訟専門業者が関心をもって見守っている。彼らはすでに今回の判決を基に、企業が自身の収益を奪ったとして威嚇している」と話した。

 これとは別に米カリフォルニア地裁のルシー・コ判事は、サムスン製品に特許を侵害されたとアップルが提起した販売禁止訴訟で、この日、アップルに勝訴判決を下した。これに伴い、ギャラクシーS3をはじめギャラクシーノート2、ギャラクシーネクサスなどの米国での販売が禁止された。該当製品はすでに断種された旧型モデルなので影響はわずかと見られるが、米裁判所が特許侵害を再確認したことになり、他の裁判にも影響を及ぼす見込みだ。

クォン・オソン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-01-19 20:46

http://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/726958.html訳Y.B

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