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現代産業開発・ホテル新羅の合弁で世界最大規模の免税店設立

登録:2015-05-26 08:56 修正:2015-05-26 10:47
HDC新羅免税店公式スタート
ホテル新羅イ・ブジン社長(左)と現代産業開発チョンモンギュ会長が25日、龍山アイパークモールで開かれたHDC新羅免税店出帆式で記念撮影をしている=HDC新羅免税店提供//ハンギョレ新聞社

 ソウル市内免税店事業者の入札締め切り(6月1日)を控え、免税店事業を共同で推進中の現代産業開発とホテル新羅の合併法人「HDC新羅免税店(株)」が25日公式スタートした。現代産業開発と現代アイパークモールがそれぞれ25%、ホテル新羅が50%の持分を出資して設立された。

 HDC新羅免税店は初期資本金200億ウォン(約22億円)から始め、初年度だけで合計3500億ウォン(約380億円)を投資する計画だ。ヤン・チャンフン現代アイパークモール社長とハン・インギュ・ホテル新羅運営総括副社長が共同代表を引き受ける。

 事業予定地である龍山(ヨンサン)アイパークモールで開かれた出帆式には、現代産業開発のチョン・モンギュ会長とホテル新羅のイ・ブジン社長をはじめ両社の経営陣がみな参加した。会場で合併法人は韓流、観光、ショッピングをすべて楽しむことができる世界最大規模の都心型免税店「DFランド」を作るための青写真を提示した。

 合併法人はアイパークモール内2万7400平方メートルの広さに400余りブランドが入る国内最大規模の免税店を作り、残りの3万7600平方メートルに韓流公演会場、観光広報館、観光食堂など連係施設を新たに作ることにした。特に大型バス約400台が駐車できる駐車場を拡大させ、大型バス専用進入路を開設してソウル市内免税店の慢性的な駐車難を解決する計画だ。

 また、民間資本による龍山の駅ビルが入る鉄道交通網を活用し、地方観光の活性化にも寄与すると明らかにした。地域共生にも主眼点を置き、日本の秋葉原をモデルに、龍山が情報通信(IT)・電子観光の中心地として復活できるよう力を加える予定だ。

ユ・シンジェ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-05-25 20:05

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/692782.html 訳Y.B

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