利用者が少なく厄介者に転落した公衆電話ボックスが電気自動車の充電所に生まれ変わった。
公衆電話を管理するKTの子会社KTリンカースは3日、ソウル市の電気自動車シェアリング業者ハンカと共同でソウル市内の公衆電話ボックス3カ所に電気自動車の充電器を設置し、この日から試験運用を始めると明らかにした。
今回電気自動車の充電器が設置された公衆電話ボックスは、永登浦(ヨンドンポ)区 堂山(タンサン)洞の現代アパート、中浪(チュンナン)区 面牧(ミョンモッ)洞のバス車庫、道峰(トボン)区 双門(サンムン)2洞の郵便局だ。 充電器はハンカサービスの利用顧客を対象に運営される予定で、6時間で車両を完全充電できる。KTリンカースはテストサービス運用後に電気自動車の充電所を順次拡大していく方針だ。
韓国より電気自動車が活性化しているヨーロッパの場合、オーストリアとスペインでそれぞれ1000台と500台の公衆電話ボックスがすでに電気自動車の充電所として利用されているとKTリンカースは説明している。イ・ジョンソク KTリンカース事業運影本部長は「各地に設置されている公衆電話ボックス資源を活用して、韓国内の電気自動車活性化に役立て、利用者に一層便利なサービスを提供するために電気自動車充電所を推進することになった」と明らかにした。
韓国語原文入力:2015/02/03 20:11