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思索の季節にソウルの名所を訪ねてみませんか?

登録:2014-10-09 02:04 修正:2014-10-09 07:23
ソウル市が「尋牛荘」など思索の空間 87か所を 発表
城北区の尋牛荘

 詩人の萬海 韓龍雲(ハン・ヨンウン)が暮らした韓式家屋である「尋牛荘」(シムウジャン)は北面していることで有名だ。朝鮮総督府に背を向けるためにそんな風に作ったという。“牛を探す”という意の尋牛は悟りに至る10段階をいう。

 ソウル市は8日、城北(ソンブク)区 城北洞の尋牛荘を含め、遠くへ行かずに静かに思いに浸れる「思索の空間、ソウルの休息」 87か所を発表した。 2月から25自治区とソウル市、漢江(ハンガン)事業本部など30機関が直接現地を訪ね調査して、市民公募と空間専門家などの推薦を通じて選ばれた362か所から、近くて安全で“ストーリー”を備えた87か所を選定した。

蘆原区の三育大学チェミョン湖

 ソウル市は、歴史、水、森の道、展望、宗教、森、日常など7つのテーマにこれらを分類した。 尋牛荘が‘時の重なりに出会う思索’空間ならば、森の道を10分余り歩いてアカシデの群落地と清らかな湖に出会える三育大学のチェミョン湖(蘆原区)は“水辺の思索”場所だ。

 住民たちが自ら木を一株一株植えて造成された森である中浪(チュンナン)区の“アトピー治癒の森”、韓国初の洋式聖堂である中(チュン)区の“薬ヒョン聖堂”、北漢山(プッカンサン)の山裾に残っている唯一の農耕地である道峰(トボン)区のウィムスゴル、1.3kキロの鉄路がのびているソウル市初の市立樹木園である九老(クロ)区の“青い樹木園”なども瞑想に向くところに選ばれた。

龍山区の龍山神学校

 ソウル市ホームページ(seoul.go.kr/campaign2014/sasaek)と、モバイル地図アプリの「スマートソウルマップ」に自治区別、テーマ別に場所の特徴と利用方法などが詳しく紹介されている。

イ・ジウン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/area/659017.html 韓国語原文入力:2014/10/08 22:30
訳J.S(940字)

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