本文に移動

韓国国情院「キム・ジュエ、後継内定段階…李在明テロ犯、極右ユーチューバーが影響」

登録:2026-02-13 07:57 修正:2026-02-13 08:50
昨年6月12日、北朝鮮の金正恩労働党総書記兼国務委員長と娘のキム・ジュエ/朝鮮中央通信・聯合ニュース

 韓国国家情報院は12日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党総書記兼国務委員長の娘のキム・ジュエが「後継内定段階に入ったようだ」と明かした。また、2024年に釜山(プサン)の加徳島(カドクト)で発生した李在明(イ・ジェミョン)大統領(当時は共に民主党代表)襲撃事件の犯人は、コ・ソングク氏ら極右ユーチューバーの影響を受けたとみられるとする調査結果も発表した。

 国家情報院はこの日の国会情報委員会に対する懸案報告で、キム・ジュエが昨年、北朝鮮の空軍の日の式典など軍関係の行事に出席したこと、金日成(キム・イルソン)と金正日(キム・ジョンイル)の遺体が安置されている錦繍山(クムスサン)太陽宮殿に参拝して存在感を示したこと、現場視察で一部の施策について自ら意見を述べていることなどを総合すると、現在「後継内定段階」に入っていると判断していることを、情報委の与野党の幹事を務めるパク・ソンウォン議員(民主党)、イ・ソングォン議員(国民の力)が語った。パク議員は「キム・ジュエの後継構図を徐々にさらしてきた北朝鮮が、昨年末からはキム・ジュエを儀礼序列第2位の地位に据えていると国情院は判断した」と述べた。

 国情院はまた、加徳島テロ事件の犯人K氏(69)がコ・ソングク氏ら極右ユーチューバーとテロを事前に協議していたことがうかがわれるとして、K氏に対する捜査が行われるだろうと報告した。パク議員は「ちまたで言われているコ氏とテロ犯との通話の有無について、国情院は『(通話は)あったと認識している』と語った。『テロ犯がコ・ソングクTVを実際に訪ねていたことも一部確認した』述べていた」と語った。国情院は「K氏が作成したとされる8ページの弁明文は誰が書いたのか」との質問に「(K氏の)声明とコ・ソングク氏の関係については、当局が捜査する。国情院はなしうる役割を果たす」と述べた。李大統領の襲撃後、被害者である李代表(当時)をむしろ嘲笑し、「李代表がヘリに乗ったことは問題がある」というかたちでフレームを転換する過程に、極右ユーチューバーが大々的に関与したとも指摘されている。このことについてある議員に「(ユーチューバーの)法的処分はどうするのか」と問われ、国情院は「証拠収集し、追跡中」と答えたとパク議員は語った。K氏は昨年2月に懲役15年の判決が確定し、現在服役中。

 国情院はさらに、ロシア軍に派遣されウクライナ軍の捕虜となった北朝鮮軍兵士について、すでに報道で公開されている2人以外に「現時点でさらなる捕虜はいない」と明かした。イ・ソングォン議員は、国情院が「2人の韓国への帰順の意向はすでに確認されており、本人の意思に従うようを規定する『自由送還の原則』が国際法の原則」だとして、「政府も積極的に彼らが韓国へ帰順できるよう、多角的に努力している」と述べたと語った。ただし国情院は、ロシア・ウクライナ戦争の終結後に捕虜交換交渉が行われたとしても、国際法上、韓国政府の直接関与の範囲は広くなく、捕虜を帰順させるための国情院レベルの工作などは特におこなっていないと述べた。

キム・チェウン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/1244867.html韓国語原文入力:2026-02-12 20:55
訳D.K

関連記事