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チョ・グク元法相「私の恥辱は尹錫悦の栄光…民主・庶民の暮らし回復すべき」=韓国

登録:2023-11-11 06:41 修正:2023-11-11 07:12
総選挙出馬説に「名誉回復、自分の家族だけを念頭に置いたものではない」
子どもの入試不正疑惑などで起訴されたチョ・グク元法務部長官が7月17日、ソウル瑞草区のソウル高等裁判所で開かれた控訴審初公判に出席する前に立場表明をしている/聯合ニュース

 チョ・グク元法務部長官が10日、「総選挙は個人の名誉回復のための機会なのか」という批判に対し、「尹錫悦(ユン・ソクヨル)検察独裁政権に奪われた大韓民国の名誉をとり戻すため」だと主張した。チョ元長官は最近「非法律的なかたちで名誉を回復する道を模索する」と述べ、来年の総選挙に出馬する可能性を示唆した。

 チョ元長官は同日、ソーシャルメディアへの投稿で、「『名誉回復』という表現は自分と自分の家族だけを念頭に置いたものではない」とし、「『チョ・グク事態』と『尹錫悦検乱(検察の反乱)』は表裏一体の関係にある。チョ・グクの苦しみは尹錫悦の喜びだった。チョ・グクの恥辱は尹錫悦の栄光だった」と主張した。

 さらに「国民に与えられた検察権を誤用して『大韓検国』を作った尹錫悦検察独裁政権に奪われた大韓民国の名誉も取り戻さなければならない。民主と庶民の暮らし、国の正常性の回復を目指す意志も込められている表現として理解してほしい」と説明した。

 チョ元長官はさらに、野党「共に民主党」を中心とした「民主進歩陣営の勝利」を強調した。チョ元長官は「『チョ・グク事態』の余波が強かった状況で勝ち取った2020年総選挙での大勝に続き、2024年総選挙も確実な勝利を収めなければならない」とし、「私は民主党員ではないが、民主党が民主進歩陣営の中心であり本陣だと考えている。総選挙で民主党を筆頭に民主進歩陣営が勝ち、尹錫悦検察独裁政権を政治的かつ法的に審判しなければならない」と述べた。

 チョ元長官は「尹錫悦検察独裁政権の審判、民主進歩陣営の総選挙での勝利、絶対多数の国民のより良い暮らしのための政権交代などは、私個人にとっても最も大きな『名誉回復』になるだろう。そのため、私は長官でも、教授でもなく、主権者である市民としてやるべきことをやる」と述べた。

コ・ハンソル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/1115771.html韓国語原文入力:2023-11-10 14:46
訳H.J

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