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[フォト]「なぜ海に汚染水を捨てるのか、日本の領土に保管すればいい」=韓国

登録:2023-06-26 06:05 修正:2023-06-26 08:52
「日本による放射能汚染水の海洋投棄阻止のための共同行動」のメンバーらが24日午後、ソウル中区のソウル市庁近くで開かれた「日本による放射能汚染水の海洋投棄阻止第3回全国行動の日」でシュプレヒコールを叫んでいる=シン・ソヨン記者//ハンギョレ新聞社

 「なぜ海に捨てるのか。保管すればいい」

 ソウル都心の湿度が60%を越えるなど蒸し暑い天気となった22日午後、日本による放射性物質汚染水の海洋投棄を批判する集会が開かれた。

 「日本による放射能汚染水の海洋投棄阻止のための共同行動」(以下、共同行動)は、ソウル市庁の東側道路で開かれた第3回全国行動の日の集会で、放射能汚染水の海洋投棄を糾弾し、汚染水の陸上での保管を求めた。この日の集会には、大学路(テハンノ)で集会を終えた民主労組の組合員も参加した。

 共同行動は「福島原発の放射能汚染水は一度だけ捨てられるのではなく、溶け落ちた核燃料を除去して廃炉するまで、すくなくとも30年以上は続くだろう」と明言し、「日本は汚染水の海洋投棄の代わりに大型タンクによる陸上での長期保管や、セメントに入れて固体化する代案を設けるべきだ」と主張した。また、メンバーらは「韓国政府は、日本政府を代弁するかような毎日の定例説明会ではなく、汚染水の海洋投棄を反対して積極的な汚染水対応を求めよ」と要求した。

 共同行動は「日本政府は7月から福島原発汚染水の海洋投棄を予告している」とし、「今からでも韓国政府は日本を国際海洋法裁判所に提訴せよ」と求めた。

 集会の参加者らは「海を生かそう」という意味を込め、地球儀を転がすパフォーマンスで集会を終えた。共同行動は来月8日に第4回全国集会を予定している。

参加者らがプラカード持ち、日本政府に汚染水を陸上で保管するよう求めている=シン・ソヨン記者//ハンギョレ新聞社
「日本による放射能汚染水の海洋投棄阻止のための共同行動」のメンバーらがプラカードを持ってシュプレヒコールを叫んでいる=シン・ソヨン記者//ハンギョレ新聞
参加者らが日本政府に福島原発汚染水を陸上に保管するよう求めるシュプレヒコールを叫んでいる=シン・ソヨン記者//ハンギョレ新聞
ある参加者が集会場所に設置されたフェンスに放射能汚染水に汚染される魚介類を警告するプラカードを取り付けている=シン・ソヨン記者//ハンギョレ新聞
参加者らが「福島原発汚染水の放出、絶対にだめ」と書かれたプラカードを持って合唱公演をしている=シン・ソヨン記者//ハンギョレ新聞
参加者らが集会の最後に、海を生かそうという意味を込め、地球儀を転がすパフォーマンスをしている=シン・ソヨン記者//ハンギョレ新聞
参加者らが集会の最後に、海を生かそうという意味を込め、地球儀を転がすパフォーマンスをしている=シン・ソヨン記者//ハンギョレ新聞
シン・ソヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1097319.html韓国語原文入力:2023-06-25 08:24
訳M.S

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