「正義具現全国司祭団非常対策委員会(司祭団非対委)」は10日夕刻、ソウル広場で「親日売国・検察独裁政権退陣と主権回復のための月曜時局ミサ」を開催した。
司祭団非対委は「雇われ人はだめだ」とする声明で「今が絶体絶命の非常時であることを知らせ、志と知恵を集めて多くの人々が共に祈るために行なう」と、時局ミサの趣旨を説明した。
司祭団非対委は「大統領は大韓民国の最高権力であるが、その者が『賜物を生かして仕える』という重大な責務を担う者だからこそそのような権限を認めているのだ。誰が万人に仕え生かすあの神聖な職務に耐えられるのか。私的欲望を鎮めて公益を優先できる人でなければならない」とし、「たった1年前までは私たち市民社会の一員だった尹錫悦氏は、一から十まで自身が全国民にささげた誓いをことごとく裏切った。内政と外交の両面で国益、国利民福には無関心で、ひたすら特権層の既得権を守ることにばかり熱を上げる。強い者には限りなく卑屈で、弱者には限りなく非情な『雇われ人』(ヨハネ10、12)を国際社会はあざ笑っている」と主張した。
また司祭団非対委は「恥も知らず、悔やむ心すら持っていない国の主人はいかにすべきか。国を立て直し、彼を破滅から救うためには、直ちに退陣するしかない」と述べ「放っておいても尹錫悦と尹錫悦の政府は崩壊するだろう。彼を動かすエンジンが欲望だからだ。いくら飲み食いしても空腹と渇きから抜け出せないアンコウの悲劇で終わるだろう」と批判した。
司祭団非対委はこの日の時局ミサを皮切りに、17日馬山(マサン)教区▽24日水原(スウォン)教区▽5月1日光州(クァンジュ)教区など、全国の14の教区で巡回ミサを開催。最終日程は8月16日ソウルとなる。