次期大統領候補の支持率をめぐり、共に民主党のイ・ジェミョン候補と国民の力のユン・ソクヨル候補が接戦を繰り広げているという調査結果が発表された。
世論調査会社の韓国ギャラップが、18日から20日にかけて全国の1002人の有権者に対して、どの大統領候補を支持するかを尋ねたところ(信頼水準95%、標本誤差±3.1ポイント)、イ・ジェミョン候補の支持率は34%、ユン・ソクヨル候補は33%を記録した。1週間前の調査結果(1月11~13日)と比べるとイ候補は3ポイント下落し、ユン候補は2ポイント上昇。1月初めに10ポイントにまで広がっていた両候補の格差は、先週6ポイントに縮まり、今週はさらに1ポイントにまで迫って接戦となっている。国民の党のアン・チョルス候補は17%、正義党のシム・サンジョン候補は3%で先週と同じだった。支持を決めかねている人は12%で、先週より2ポイント上昇した。イ候補は40代で51%、ユン候補は70代以上で49%と、高い支持率を示した。アン候補は30代で23%と高い支持率を示した。
特定の候補の支持者に支持の理由を尋ねたところ、「その候補が好きだから」という回答が48%、「他の候補が嫌いだから」という回答が46%だった。7%は留保だった。ギャラップは「『その候補が好きだから』を選択した人は動機が内在的で、積極的な支持と考えられ、『他の候補が嫌いだから』を選択した人はその動機が外在的なので、相対的に支持が弱く、可変的である可能性がある」と説明した。イ候補の支持者は「その候補が好きだから」(60%)、アン候補の支持者は「他の候補が嫌いだから」(64%)に傾いており対照的だったが、ユン候補の支持者はほぼ同じ割合だった。
大統領職務遂行評価では「評価する」が41%、「評価しない」が53%で、「評価する」のみが1ポイント低下した。政党支持率は、国民の力が34%、民主党が33%で先週と同じだった。続いて国民の党が6%、正義党が4%だった。無党派層は19%だった。
今回の調査は、無線電話(90%)と有線電話(10%)を並行する無作為生成抽出枠を用いたランダム通話で行われ、回答率は13.6%だった。詳しい内容は韓国ギャラップまたは中央選挙世論調査審議委員会のウェブサイトを参照。