本文に移動

大統領選挙まで50日、与党イ候補と野党ユン候補、世論調査で混戦

登録:2022-01-19 01:21 修正:2022-01-19 07:19
大勢形成できず、二強が30%台で誤差範囲の争い 
//ハンギョレ新聞社

 大統領選挙まで50日を切った中、共に民主党の大統領候補イ・ジェミョン氏と国民の力の大統領候補ユン・ソクヨル氏が世論調査の支持率競争において誤差範囲内で混戦を繰り広げている。

 世論調査会社エンブレインパブリックが中央日報の依頼により実施し、18日に結果を発表した調査によると、ユン・ソクヨル候補の支持率は35.9%、イ・ジェミョン候補の支持率は33.4%だった。誤差範囲(±3.1ポイント)内の接戦だ。ユン候補は3週間前の同じ調査(2021年12月30~31日)より5.9ポイント上昇し、イ候補は6ポイント下落した。国民の党のアン・チョルス候補は3週間前より5.5ポイント上昇の15.6%、正義党のシム・サンジョン候補は1.7ポイント下落の4%だった。

 世論調査会社カンターコリアが前日に発表した次期大統領選挙仮想対決でも、ユン候補がイ候補を1.1ポイント差でリードした。カンターコリアが朝鮮日報とTV朝鮮の依頼で実施し、この日結果を発表した調査(信頼水準95%、標本誤差±3.1ポイント)によると、ユン候補が32.8%、イ候補が31.7%、アン候補が12.2%、シム候補が2.7%だった。

第20代大統領選挙の投票日を50日後に控えた18日午前、ソウル鍾路区のソウル市選挙管理委員会前で、職員が選挙日までの日数を掲示板にはり付けている=キム・テヒョン記者//ハンギョレ新聞社

 一方、世論調査会社ネクストリサーチがSBSの依頼で実施し、同日に結果を公開した次期大統領選挙支持率調査では、イ候補が32.9%を得てユン候補(31.6%)を1.3ポイントの僅差でリードしている。同調査でアン候補は12.7%、シム候補は2.7%だった。

 3つの世論調査いずれも、どの候補も大勢を形成できておらず、二強が30%台で誤差範囲内の争いを繰り広げていることを示している。過去の大統領選挙では、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が当選した2002年を除いて、50日前の世論調査でリードした候補が大統領に当選しているが、今回の大統領選挙では選挙終盤まで結果が予測できない状況が続いているわけだ。

 エンブレインパブリックの調査は、15日から16日にかけて、全国の満18歳以上の男女1006人に対してRDD方式(コンピュータが無作為に数字を組み合わせた電話番号にかけて調査する方式、割合14.8%)と無線(仮想番号、割合85.2%)を組み合わせた電話面接調査方式で行われた。カンターコリアの調査は、15日から16日にかけて、1010人に対してRDD電話面接(CATI)方式で行われた。ネクストリサーチの調査は、15日から16日にかけて、1004人に対する有線・無線電話面接調査方式で行われた。詳しい内容は、中央選挙世論調査審議委員会のウェブサイトを参照。

イ・ワン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/1027777.html韓国語原文入力:2022-01-18 12:03
訳D.K

関連記事