文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「国内でもオミクロン株が優勢になるのは、結局は時間の問題だろう」とし「感染予防中心から重症予防中心へと対応を転換する」と述べた。
文大統領はこの日、大統領府で行われた首席・補佐官会議での発言で、「オミクロン株が優勢となれば、感染者数が一時的に再び激増することも避けられないと考えられる。非常に緊張し、警戒しなければならない状況」だとし、このように述べた。文大統領は非常に緊張しなければならない状況として「二つの大きな峠が待っている」とし、旧正月連休期間における拡散とオミクロン株の本格化が重なる可能性があるとの懸念を示した。
そのため文大統領は、感染予防中心から重症予防中心への対応の転換と段階的なワクチン接種の拡大を指示した。文大統領は「(オミクロン株は)特に感染力が強い一方、重症化につながる確立は低いことが確認されつつあるため、感染予防中心から重症予防中心へと対応を転換するとともに、診断検査、疫学調査、治療など、多方面においてスピードと効率を高めなければならない」と述べた。合わせて、地域の医院の参加と役割を拡大することが非常に重要だと強調した。
また文大統領は「オミクロン株が優勢となる前に50代以下の3回目の接種が終わるよう最善を尽くすとともに、小児・青少年に対する接種の拡大と段階的な4回目の接種も早期に結論を下してほしい」と述べた。現在、政府は白血病患者などの免疫が低下している人に対する4回目の接種の実施を検討しており、一般国民にも4回目の接種を実施するかどうかについては海外の事例を当たっているという。
文大統領はまた「政府は既存の国産の抗体治療薬に加えて、飲む治療薬を今週から使用する計画」だと明らかにした。文大統領は「韓国は他国よりも比較的早く使用することになるだけに、投与対象範囲の選定や症状発現初期での迅速な伝達・投薬システムなど、最も効率的な使用策の樹立に万全を期すべきだ」と付け加えた。