チョン・ウィヨン外交部長官は、英国リバプールで開かれた主要7カ国(G7)外相開発相拡大会合に招待国として出席し、これを機に各国の外相たちと2国間会談を行った。
英国を議長国として11~12日(現地時間)にリバプール博物館で開かれた今回の拡大会合には、主要7カ国と韓国、オーストラリア、ASEAN(アセアン)加盟国の外相が参加した。
チョン長官はこの会合で「戦略的重要性が増大しているインド太平洋地域の平和と繁栄のための持続可能で復元力のあるサプライチェーンの復元、インフラ投資の拡大などに向けて、参加国が協力することを強調するとともに、韓国の新南方政策と主要国のインド太平洋戦略との連携の必要性を訴えた」と、外交部が13日に発表した。また、ミャンマーやアフガニスタンなどで発生している女性の人権問題に対する懸念を表明した。
チョン長官は11日(現地時間)のレセプションで、日本の林芳正外相と初めて顔を合わせたのに続き、12日(現地時間)には英国、ドイツ、カナダ、オーストラリア、フィリピンの外相と2国間会談を行った。米国のアントニー・ブリンケン国務長官とは2国間会談はなく、11日から12日の2日間にわたって会合の会場で略式会談を行った。外交部は「(両長官は)朝鮮半島問題および北東アジア・中東地域に関する事案など、相互の関心事について意見を交換し、韓米間の協力策を議論した」と述べた。