海軍と防衛事業庁は28日午後、蔚山(ウルサン)にある現代重工業で、韓国の技術で製造した3000トン級の潜水艦「申采浩(シン・チェホ)艦」の進水式を行った。申采浩艦は、1番艦の「島山安昌浩艦(トサン・アン・チャンホ)」と2番艦の「安武(アンム)艦」に続く、張保皐(チャン・ボゴ)(KSS)-3(島山安昌浩級)Batch-1の3番艦だ。Batchは、同じ種類として造られた艦艇のまとまりを意味する。申采浩艦は、15日に潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の試験発射に成功した島山安昌浩艦と同様に、SLBM発射管6基を搭載している。
プ・ソクチョン海軍参謀総長はこの日の祝辞で「『海洋強国大韓民国』の国家ビジョンには海上交通路の重要性が刻み込まれており、円滑な海洋活動の保障のための海洋力の構築は国家の死活がかかった問題」だと強調し、「今日進水した申采浩艦は『必勝海軍・先進海軍』の主役であり。国家の海洋力の要として堂々とその役目を果たしてくれることを強く望んでいる」と述べた。申采浩艦は、試運転評価期間を経て、2024年に海軍に引き渡され、その後は戦力化の過程を経て実戦配備される予定だ。
海軍は、張保皐-3級の潜水艦の艦名には、独立運動に貢献したり光復(日本の植民地からの解放)後に国家の発展に寄与した人物を選定している。「申采浩」は韓国の独立運動家の名前だ。