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韓国政府、ルーマニアからファイザーのワクチン105万回分購入

登録:2021-09-02 03:51 修正:2021-09-02 08:09
医療品との相互供与のモデルナ45万回分と 
今月2日と8日に分けて国内へ導入予定
18~49歳に対するコロナワクチンの接種が始まった26日午前、光州北区のワクチン予防接種センターで、ファイザーのコロナワクチンの接種が行われている/聯合ニュース

 韓国政府は、ルーマニアからファイザーの新型コロナウイルスワクチン105万回分を購入した。このワクチンは、ルーマニアに医療品を送る代わりに受けることになっているモデルナのワクチンと共に、今月2日と8日の2回に分けて導入される。

 中央災害安全対策本部は1日のブリーフィングで「韓国とルーマニアの政府間のワクチン協力により、ファイザーのワクチン105万3000回分、モデルナのワクチン45万回分の計150万3000回分が、2日と8日に仁川国際空港に到着する」と発表した。2日にはファイザーのワクチン52万6500回分がまず導入され、続いて8日には同量のファイザーのワクチンとモデルナのワクチン45万回分が導入される。

 両国政府は、世界的にワクチンが不足している中、先月10日ごろからワクチンと医療品の交換などの協議を進めてきた。その結果、韓国がルーマニアの保有するファイザーのワクチン105万3000回分を購入するほか、ルーマニアがモデルナのワクチン45万回分を韓国に供与する一方、韓国側はルーマニアが必要とする医療品を提供するという、相互供与方式を取ることが決まった。ルーマニアから購入したファイザーのワクチンは、政府がファイザーと個別契約した既存の6600万回分とは別途に購入したもの。

 先月21日、ルーマニアの現地メディアは、モデルナのワクチン45万回分が韓国に寄付されると報じたが、韓国政府は翌日、一方的な寄付ではなく、ワクチンと医療品を相互に供与する方向で協議中だと訂正した。また、ファイザーのワクチン105万3000回分の購入は、今回初めて公開された。中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長はこの日のブリーフィングで「ルーマニアと議論する際、当初から購入や供与などが話し合われていた。ただ、ルーマニアのメディアでまずモデルナのワクチンについて無償供与すると報じられたため、この部分だけルーマニア政府に了解を求めたうえで釈明したもの」と説明した。

 今回供給されるファイザーのワクチンはベルギーで生産された製品で、有効期限は今月30日。モデルナのワクチンはスペインのロビ社に委託して生産した製品で、有効期限は11月12日から12月5日までの間で様々だ。政府はこれらのワクチンを現在進められている18~49歳の1024万人に対する接種に使うことにしているため、有効期限前にワクチンを接種することに困難はなさそうだ。ソン班長は「現在、1日に約100万回弱の規模で予防接種を行っているため、ルーマニアから供給されるワクチンは2~3日以内に消化できる量であり、有効期限までは十分に時間がある」と述べた。

 政府は「両国の国交樹立60周年を迎えた昨年3月のコロナ拡散初期に韓国がルーマニアに診断キットを支援したことに対し、ルーマニア政府は感謝の意を表してきた」とし「今回のワクチン協力は、これまでルーマニア政府が支持してきたパンデミック克服に向けた国際的連帯と効率的な協力の一環だ」と述べた。

キム・ジフン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/health/1009995.html韓国語原文入力:2021-09-01 11:07
訳D.K

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