3日連続で韓国国内の新型コロナウイルス新規感染者が1000人を超え、首都圏を構成するソウル、仁川、京畿道には12日から新しい社会的距離措置(ソーシャル・ディスタンシング)の最高段階であるレベル4が適用される。レベル4では、午後6時より前は私的な会合の人数が4人まで、午後6時以降は2人までに制限される。前例のない厳しい措置となるが、その内容を一問一答形式でまとめた。
-直系家族でも午後6時以降は3人以上集まれなくなるのか。
そうだ。レベル4の私的会合の人数制限は、直系家族にも例外は適用されない。別居する直系家族は1歳の祝いや法事、両親の誕生日などで集まることはできないという意味だ。ただし、同居家族の場合は同じ居住空間の中で生活しているため例外として認められる。共に暮らす家族の場合は、午後6時以降も3人以上で食事できるわけだ。敬老堂や福祉館などでワクチン接種完了者を対象に運営されるプログラムへの参加は、私的な会合には当たらない。
-例外には他にどのようなものがあるか。
児童の保育、高齢者や障害者などの介護だ。祖父母が別居している孫の面倒を見たり、同居ではあるものの直系家族ではないキッズシッターが子どもの世話をする場合は、人数制限を超えてもよいという意味だ。臨終の際に集まるのも例外と認められる。
-4人で午後6時前にゴルフをしていた場合、午後6時が過ぎたらどうなるのか。
原則としては、午後6時以降も4人で集まっていれば規定違反となる。ただし罰則の適用に当たっては、自治体がその事例の故意性、過誤性などを十分に検討したうえで適用することになるため、一律にすべての罰則が適用されると考えるのは難しい。このほか、午後6時以降に職場の同僚などが3人でタクシーに乗るのも私的な会合に当たる。
-結婚式や葬儀にも私的会合の制限は適用されるのか。
結婚式や葬儀は私的会合とはみなされないため、これまでは99人まで集まれた。しかし今後は親族のみが参加でき、人数も49人までとなる。ここで言う親族とは8親等以内の血族、4親等以内の姻族、配偶者だ。
-新しい距離措置レベル4で営業時間制限の対象に追加された施設には、どのようなものがあるか。
新レベル4では映画館、ネットカフェ、塾・予備校、読書室、スタディーカフェ、理容・美容業、ゲームセンター、マルチルーム、遊園地、ウォーターパーク、商店、スーパー、デパートなどの営業時間が夜10時までに制限される。コンビニも、300平米以上の大型店舗で総合小売業に当たる店に限り、営業が夜10時までに制限される。もともと新レベル4にはなかった措置だが、流行の拡大を防ぐために遊興施設は従来と同様に集合禁止命令が適用となる。
-それ以外に変更されたものは。
宗教施設は非対面での礼拝のみが可能で、各種の会合やイベント、食事や宿泊も禁止される。職場での勤務は、製造業を除いた事業所には時差出退勤制、昼休み時差制、在宅勤務が勧告される。スポーツ観戦や競輪、競馬、競艇は無観客でのみ可能。宿泊施設は全客室の3分の2のみが使用でき、宿泊施設が主催するイベントも禁止される。
-私的会合の制限やマスク着用の義務などの防疫守則に違反するとどうなるのか。
感染症予防法第49条1項にもとづき、守則に違反した個人に対しては10万ウォン(約9600円)以下の過料が科されうる。一度に複数の守則に違反した者には、過料を重複して科すことも可能だ。ただし、施設において個人がマスク着用などの守則に違反した場合には、施設管理者から十分な告知を受けていたかどうかが考慮される。このほか、大衆利用施設が集合禁止の行政命令に違反して感染者が発生した場合は、患者の治療費などが政府から請求される可能性もある。