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外国人留学生、韓国入国の前後に「新型コロナ検査」を3回受けることに

登録:2021-01-28 07:06 修正:2021-01-28 09:49
教育部、「外国人留学生保護・管理対策」施行
昨年3月の大学の開講に合わせて入国した中国人留学生たちが、仁川国際空港第1ターミナルに用意された中国人留学生案内窓口で感染病予防規則などの主要伝達事項を案内されている=仁川空港/ペク・ソア記者//ハンギョレ新聞社

 韓国に入国するすべての外国人留学生は、入国の前後に新型コロナウイルスの遺伝子増幅(PCR)検査を3回受けなければならない。

 教育部は27日、今年の1学期に「外国人留学生保護・管理対策」を施行すると明らかにした。対策によると、教育部は入国する留学生全員に隔離が解除される前までに新型コロナウイルスの検査を3回受けさせることにした。まず外国人留学生は、自国の空港から出発する72時間以内にPCR検査を受けなければならない。その後、韓国の空港への到着後の検疫の際に陰性証明書を提出しなければならず、提出しなければ入国を拒否される。入国後には1日以内に自宅隔離の場所を管轄する診療所でPCR検査をもう1回受け、14日目に自宅隔離が解除される前に、さらにもう1回PCR検査を受けなければならない。もし、空港での検疫で新型コロナウイルス感染症に類似の症状がみられた場合は、入国前の空港でPCR検査を追加で実施する。

 また教育部は、大学別に留学生の入国管理計画を確立し、入国情報を地方自治体と共有するようにし、自治体の自宅隔離の管理人員と診断検査の物量など、防疫管理の条件内で留学生が入国するよう推進することにした。同時に、大学寮での1人1室、臨時隔離施設、自宅など、独立した生活が可能な場所を確保した後に入国するよう、積極的に指導する方針だ。特に、英国や南アフリカ共和国など変異ウイルスが現れた地域の留学生の入国は完全に遮断することにした。

 新型コロナの発生後である昨年2学期に韓国に入国した外国人留学生は合わせて3万259人で、昨年の1学期(8万8609人)に比べ34.1%の人数となり、2019年2学期(19万1062人)に比べると15.8%の人数に減った。国別では、中国人留学生が1万6439人、ベトナム人留学生が4297人、日本人留学生が1034人などだった。

 昨年3月から12月までに入国した留学生5万5670人のうち、新型コロナの感染者は合計165人だった。しかし、留学生感染者により地域で感染が広がった事例はなかった。

チェ・ウォンヒョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/980630.html韓国語原文入力:2021-01-27 15:31
訳M.S

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