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武漢行きのチャーター機に大韓航空労組の乗務員らが搭乗を志願

登録:2020-01-29 06:20 修正:2020-01-29 07:53
客室支部長など労組客室支部幹部や代議員らが搭乗予定
大韓航空提供//ハンギョレ新聞社

 新型コロナウイルス感染症の発源地である中国湖北省武漢に滞在中の韓国人のために政府が用意したチャーター機に、大韓航空労働組合の幹部たちが乗務員として志願した。

 28日、大韓航空労働組合は政府の要請で30日と31日、1日に2便ずつ計4便を編成するチャーター機に、労組幹部らが客室乗務員として搭乗すると発表した。労組客室支部の幹部である客室支部長や客室事務次長、代議員らが志願して飛行する予定だ。武漢行きのチャーター機に搭乗する乗務員は、武漢在住韓国人と緊密に接触するため、感染の恐れが高いだけに、客室乗務員らが搭乗を渋るものと予想された。

 一方、これまで武漢と周辺地域では約700人の韓国人がチャーター機への搭乗を申請した。彼らは疾病管理本部の検疫官の1次検疫後、航空機に搭乗することになる。37.5度以上発熱や嘔吐、咳、喉の痛み、呼吸困難など、新型コロナウイルスによるものと疑われる症状が現れた人は搭乗できない。彼らは帰国後、政府が用意した臨時の生活保護施設で2週間ほど隔離されて生活する予定だ。チャーター機に搭乗する乗務員も別途に隔離される。

キム・ユンジュ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/economy/consumer/925968.html韓国語原文入力:2020-01-28 20:40
訳H.J

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