今年韓国を訪れる外国人訪問客は、歴代最多の1750万人を記録すると展望される。
文化体育観光部と韓国観光公社は26日、歴代外国人訪問客の最大値(2016年1724万人)を超える1725万人目の外国人訪問客が韓国に入国するなど、年末までに訪問客1750万人を誘致すると見られると24日明らかにした。時間で換算すれば、1.8秒ごとに1人が訪韓したことになり、これは1年を通して毎日飛行機118機(407席基準)が満席で入ってくる時に可能な数値だ。観光公社は、観光収入で約25兆1千億ウォン(約2.36兆円)、生産誘発効果46兆ウォン(約4.3兆円)、就職誘発効果46万人を収めたと推定されると明らかにした。
今年韓国を訪れた訪問客は、中国政府が韓国向け団体観光を禁止する直前の2016年と比較した時、中国依存度は縮小し、他の地域は増加したことが分かった。2016年の外国人訪韓比率は、中国46.8%、日本13.3%、欧米14.5%だったが、今年(1~11月)は中国34.3%、日本18.8%、欧米16.4%と集計された。特に、米国人観光客は年末まで100万人を超えると予想され、訪問客100万人以上の国家に中国・日本・台湾に続き米国が4番目に合流することになった。
文化体育観光部と観光公社は、中国の大学生対象ビザの簡素化施行、東南アジアおよび中東市場を対象にした団体電子ビザの導入、韓流スターを通した韓国観光広報など、観光客誘致政策が成果を上げたと見ると説明した。観光公社のキム・マンジン国際観光室長は「訪韓市場多角化の側面で、すべての主な市場で高い成長を記録したことは鼓舞的」として「今後ASEAN歓待週間特別キャンペーンなど、訪韓市場多角化を持続し、東京五輪を活用したスポーツコリア・マーケティング事業の推進、ローカル空港と連係した地域特化コンテンツの発掘などを通して、2020年外国人訪問客2千万人達成のために最善を尽くす」と話した。